喫茶Honfleur掲示板 2007～2009年

Message#8858 2007年9月21日(金)03時01分
From: 聖者ぼんちリンポチェ

Re2:マインドコントロール

キャンディさんのメッセージ(#8854)への返事

> あんたは、豊かに生きることがいいことだと、勝手に判断して漏れを斬ろうとするけど
> それが、どうして、そんなに立派なの？
> あんた、教団でそんな教えを聞いた？

おそらくセガールさんだけではなく、みんな考えると思うんだけど、
教団から出た今、自分を豊かでない状態に置く必要もないし、
また、所詮他人事である松本家の連中が豊かだろうと貧しかろうと、
それを自分に関連させた書き方で糾弾する必要もないだろうと。

キャンディちゃんはキャンディちゃんの幸福だけ考えてればよいのであって、
キャンディちゃんがキャンディちゃんの不幸（過去であれ）を考えたあげく、
所詮他人でしかない松本家の豪勢さを責め立てても、
第3者から見れば、どんな理屈を使ってもそれは嫉妬にしか見えないと思う。

今私は、キャンディちゃんの幸福、と書いたけど、
他人の豪勢さを責めている姿からは、
どうしてもキャンディちゃんが自分の環境に満足しているようには見えない。
松本家など、オウムの連中のことを除けば、という条件付で
キャンディちゃんが現状に満足しているとしても、
一度松本家などが視界に見えたとたん、
金のことを筆頭にして狂ったようにわめきたてるのは、
結局現状には満足できていないことの証拠としか思えないわけ。
平たく言えば、ちっとも幸せじゃないんではないのか、と。

反転して、じゃあなぜ幸せじゃないのか、といえば
満足できない現状に至った理由として、
オウムにその理由をなすりつけているからではないか、と思うのです。
過去に理由を求めれば、怒り、苦しみは増す一方。
なぜなら、もう起こってしまった事で変えようがないから。
何かを失ったことばかり考えることになるから。

一つ開き直って、同じ不幸なら、未来に目を向けたらどうだろう。
あの時あれを失ったから今不幸なんだ、と考えるのではなく、
これからこのように努力し、これを獲得すれば不幸から脱却できる、
幸福になれる、と考えるわけ。
同じ不幸でも、わかりきった過去にまとわりつくのと、
これから如何様にでも開拓できる未来に期待するのとでは、
心のテンションが天地ほどに違うと思うね。

これで近い将来あなたが幸せになって、周囲から
「あいつ、オウムの残党のくせに、なんで幸せになってんだ！？」
なんて怒りを向けられるくらいになったらうれしいでしょ？
その模索をすれば、松本家に怒る不愉快な時間は欲しくともなくなり、
しかもその模索の時間は充実していて楽しい時間になると思うよ。

ともあれ、あなたの最大の問題点は、
「私は不幸だ。私は不幸だ。」という思念如意足なのだから。
そも、至極単純に考えてみても、
「松本家の連中は～」と考えている時に愉快ではないはずで、
愉快でもない時間を過ごすのは、これは不幸と断定せざるを得ない。

幸い江戸時代などと違って、
「オウム信者は絶対に幸福になってはならない」などといって、
伸び行く芽を全滅させてしまうような世の中ではない。
多少心無い公安などが邪魔なことはしてくれるかもしれないけど、
それは過去に我々がオウムに関わったことが許せないからではなく、
本当に無害な人間であるか、確かめるのが目的だ。（少なくともタテマエは）
多少本音が別にあるとしても、せいぜいが公安の飯の種くらいで、
元信者を破滅させることを目的としていないことは確かだ。

実際、私のオペラ活動を邪魔してきた公安はいない。
これが、オウムとしてのテロ活動などでないことは明らかだからだ。

・・・と、熱く語ってしまったけど、
かくいう私も、先行きが不安になると、
つい過去を呪ってしまうこともある。（オウムの話じゃないけど）
でも、先行きに不安を覚えた時以外は前向きに目標に向かって
全力で走り続けてます。
せっかくだから、究極のエゴイストになろうぜ。
楽しいことしか考えない人間ってのも、結構楽なもんだから。

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