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「弟子たちよ、『我(アートマン)』や『我がもの』などは、 真実として捉えられるものではないのであるから、 このようなものに立脚した教え、つまり、 『我と世界は一つである』とか、 『我は、死後、永遠不変に存続して生き続けるであろう』というような教えは、 まったく愚かな教えであると言えないだろうか。」 「まったくその通りです、師よ。まったく愚かな教えであると言わねばなりませぬ。」 (マッジマニカーヤ 中部経典22) --------------------------------------------------------------------------- ここでのポイントは、 「真実として捉えられるものではないのであるから」 という、この言葉。 この言葉が「何を意味しているか」が本当に解れば、 真我への理解は、容易に「可能になる」でしょうね… |