全盲の子に親は気をつかって、授業参観なんかにはいいべべを着せてやるらしいんだが どうせ目が見えないんだから、本人はいいべべ着てもわかんないわけ、、 しかし、麻原はなまじ半分目が見えたんで、人がいい服を着るのに、自分には いい服がないと、、(寮母が数年の間に麻原の親がきたのはまったくなかったと) どうしようと、寮母に相談するので、寮母はみんなで思案して (お母さんが服をおくってきたよ)と 善意のウソをつく 智頭オは喜んだ、しかし、あとで智頭緒がその服をもって里帰りしたさい 母親が(その服どうしたの)と聞いたせいでばれてしまう 麻原には服がないので、ほかの子供のお古を取っておいて、着せてやっていたと、、 まけず嫌いなのに、誰よりも貧乏で情けない思いをしていたらしい |