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#32528 2010年3月4日(木)23時05分
From: 神風代理人
Subject: 三州三河の弔い。!!
ヤッガレの生まれは、三州三河の國、額田郡藤川村大字蓑川字東屋敷17番地、
56軒?、58軒?の、農村である。!!
朝鮮の人、4軒を加えない。!!


物心つく4才から小学校五年の一学期迄に、
8人位の死人が出て、これらの弔いに出た記憶がある。
一軒の家で、死人が出ると村中上げて、死者を弔うのである。!!
湯灌と言って、たらいで、死人の身体を清めて、
死人の穴と言う穴を、脱脂綿でふさぐ。
寝間着を着せて、布団に寝かせてやる。
このとき、両手を合わせて、胸に置いてやる。!!
死人が女なら死に化粧をする。!!
掛け布団の上に、守り刀を置く。
男なら脇差し、女なら懐剣と言う具合である。!!
ここで、お通夜である。!!
お通夜が終わって、死人の身体を清めて、死に装束に、着替えてやる。!!
この折、びた銭8枚を死者に持たせる。
これは、サンズの川の渡し賃と言われていた。!!
足には、草鞋を履かせる。
鼻をは白手拭いを割いて、藁の上から巻く。!!
草鞋を履かせるのは、賽の河原を素足で歩かせない。
と言う意味が含まれる。!!
葬式となる。!!
村人の家に、香典帳を持って、香典を婦人会の人が集めて廻る。!!
死者の家には、現在の岡崎市本宿のお寺さんが、
二人と村のお寺さんが来て、お経をあげる。
本宿のお寺さんが、一人先頭にたち、二人のお寺さんが、二番目、死人の家族が白木の位牌を持って、身内の人、
青年団が4人で、棺桶を担いで、その後に村の人が続いて、
村のお寺に棺桶を運び込み、
お寺さんがお経をあげる。!!
村人は、ほぼ全員参加する。!!
これが死者との最後の別れとなる。
死者の家族が、棺桶におにぎりを二つ入れる。!!
これは、極楽浄土にゆくまでに、お腹を空かせるからと言われている。!!

お寺の敷地に焼き場があり、まき、藁床の上に棺桶を置き、

お寺さんが、お経をあげる中、青年団が藁に火を付けて、
お経が終わると、その場に青年団4人のみを、残してそれぞれ、挨拶を交わして家路につく。
翌日、死人の家族と死者と親しい人が、焼き場に行き、
骨を拾って、持って帰る。!!
初七日までに、戒名がつき、14日、21日、48日とお寺さんが、お経をあげにくる。!!
ちなみに、浄土宗の場合は、
釈浄○、○の部分に名前の一字が入ったと記憶している。!!
女の場合は、
釈尼妙信、しやくにみょうしん、と言うような戒名だと思う。!!


土地、土地によって、宗派によって、死者の弔い方は、種々あると思うが、
ヤッガレの田舎の弔いを書き込みました。!!

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