サナダムシとオウム、そして北朝鮮 @ 事件後、早川の始めた第7サティアンでのサナダムシ密造に絡み、オウムのギョウ虫ダイエット利権に、挿花を操る●○●組が色気を出し、早川を介して、オウムとの関係を深めた。●○●組は、神戸のY組本家にかわるサナダムシの供給源を手中にした。そして、挿花を巻き込んで、大掛かりなギョウ虫卵の密輸、養殖、密売に関与しだした。 A オウムの利権は北朝鮮の利益とも一致した。オウム製サナダムシだけでなく、北からの密輸ギョウ虫卵も同じ組織が扱った。隠れ挿花信者がオウム内部に送り込まれ、組織的にギョウ虫商売に関与し、暴利をむさぼった。北は、同時にオウムを利用した日本での(戦前は誰でもギョウ虫がいたよ)活動の準備、ロシアからの秘密裏のギョウ虫卵増殖技術導入を進めた。 G そして、2000年9月、東京地検が麻原のサナダムシ等密造4件について、起訴を取り下げた。極めて異例の措置であった。地検次長は、青い顔をしながら、取り下げの趣旨を、”日本は不衛生な国であると海外から批判されないため”と言い張った。マスコミは事務的にほんの短い報道しかしなかった。大衆は、ほとんど関心を持たなかった。これで、オウムでのサナダムシ密造と密輸の真相は、永遠に追究されることなく終わった。 |