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| Message#39747 2010年10月26日(火)18時23分 From: てんさいくん |
| 「アレフがオウム回帰」と警告を発した元オウムの「上祐史浩」 |
| 週刊新潮２０１０年１０月７日号46-47頁 地下鉄サリン事件から15年。当時、殺戮集団の広告塔を務めていたのが「ああいえば上祐」 こと上祐史浩サン（47）である。現在も"分派活動"にいそしむ彼は、最近とみに「古巣」を 警戒しているのだという。 07年にはオウム真理教（現・アレフ）を飛び出し、「ひかりの輪」なる新団体を立ち上げた 上祐サン。さる９月16日付のＨＰの日記では〈アレフの洗脳教化〉と題し、こんなコトを綴っていた。 〈私が三年以上前に脱会したアレフ（旧オウム真理教）が、私の脱会の後、徐々に麻原絶対 の方向に先鋭化する中で、布教活動の中で教団が一連の事件に関与していないという陰謀説を 説いて、洗脳的な教化をしているという情報が、最近多く入るようになりました〉 つまりは、古巣がオウム回帰へと向かう流れを食い止めたいとのことで、その２日前には団 体のＨＰ上に「アレフ洗脳被害者・相談救済窓口」を設置するという張り切りようなのだ。 「確かに最近のアレフは『麻原回帰』の動きもあって、先鋭化している様子です」 そう話すのは、昨年アレフを除名された野田成人・元最高幹部である。 「97年に発売された『悪魔が日本を嘲笑っている』という本では、坂本弁護士事件や２つの サリン事件も陰謀によるものとして、麻原を称賛している。教団内には最近になって事件を 知った若い信者もいて、上層部 は彼らにその本を読ませているのです」 絵に描いたような洗脳。とはいえ、上祐サンがあれこれ言うなんて、何だかしっくりこない。 「お門違い」 オウムは分裂後の今も、。国内におよそ１５００人の一信者を有するという。「うち、ひ かりの輪は２００人。が、当局はあくまで、ア麻原の影響下にある１つの一団体が、主流派 のアレフと反主流の上祐派に分かれたに過ぎない、と捉えていま参す」（公安調査庁関係者） そもそもがヽ麻原の寵愛 を一身に受けていた上祐サンである。主流派との差異化を図る べく、どれだけ″改心″したのかは知らないが、双方とも依然、団体規制法に基づく観察処 分対象であるのは厳然たる事実。 現在、両団体は、世田谷区南烏山の道を隔てて向かい合うマンションにそれぞれ入居してい る。ひかりの輪・広報部に「上祐日記」の意図を尋ねると、 「アレフの者たちが陰謀説を唱えたりするのは、まさに上祐が95年にそのような話をしてし まったからであり、本人は『全て自分のせいだ』と申しております」 前述の救済窓口を設けたのも、「順罪の気持ちから」だと仰る。かつてサリンで襲撃された 経験のある滝本太郎ヅラ弁護士に聞くと、「被がアレフを批判するのは、お門違いでしょう。 麻原から貰った『正大師』という肩書を利用して、ひかりの輪の代表に就いているのですから。 『洗脳被害者の窓口』というのも、単なるアレフの受け皿で、信者獲得の窓口に過ぎませんよ」 所詮は同じ穴のムジナ。そのうちこっそり「合流」という目だって、十分あり得るのだ。 |