| 아벨(Abel)さんのメッセージ(#21312)への返事
> 山本英司さんのメッセージ(#21311)への返事 > > > 아벨(Abel)さんがご覧になったブログは存じませんが、 > > YASU師匠のブログです。毎日の出来事や誕生日・命日について書かれてるブログなので > きっと生没に関しては元資料が何処かにあって、それから取捨選択されているのだと推定し > ますが、このへんはYASU師匠のご教示も是非とも。できれば今日のオフ会に来て頂いて > ご教授賜わりたくw
http://blog.goo.ne.jp/shibata_ishin
> <忌日> > > 山本五十六1884-1943 ジョン・フレミング1849-1945 > > アルベルト・アインシュタイン1879-1955 ミハウ・カレツキ1899-1970 > > トール・ヘイエルダール1914-2002 小野兼弘1953-2007 > > > 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
と、出典が明記されてましたね。 しかし、ウィキペディア、
> ミハウ・カレツキ(Michał Kalecki, 1899年6月22日 - 1970年4月18日)は、ポーランドの経済学者。マルクス経済学の立場からマクロ経済学の経済変動理論を発表して、左翼のケインズの異名を持つ。
没年は1970年4月17日。
> ロシア治世下のウッジに紡績工場主の息子として生まれる。ワルシャワ理工科大学に入学するも、第一次世界大戦でポーランド軍に従軍。復員後はダンツィヒで工学を学ぶも、そこでカール・マルクスの再生産表式に興味を持ち大学を中退し経済統計に従事する。1930年に『景気循環理論について』を発表し、ケインズに先立って有効需要の原理を論証した。
従軍したのは1919年6月26日に召集されてからで、1918年11月11日に終結した第一次世界大戦終了後。 「ダンツィヒで工学」は正しくはグダニスク工科大学。 『景気循環理論』を発表したのは1933年。
> 1938年にイギリスに渡ってロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学で経済学・統計学の研究を続ける。戦後は国際連合に勤務するも、マッカーシズムの圧力から帰国を余儀なくされる。帰国して後はワルシャワ大学で教鞭を取りながら社会主義政権下に於いて経済計画の策定に関与、 イスラエル・メキシコ・インド・キューバで経済顧問を務めた。
イギリスに渡ったのは1936年。 カレツキが帰国後勤めたのは、1955年からポーランド科学アカデミー、1961年から計画統計中央学校。 まあ、いずれもワルシャワにあり、ワルシャワ大学にも非常勤で教えに行っていたかも?
と、ボロボロですね。
> > カレツキの遺作であるSelected essays on the dynamics of the capitalist economy 1933-1970 > > のPUBLISHER'S NOTEには、 > > http://books.google.com/books?id=M-s7AAAAIAAJ&pg=PA1&as_brr=3&hl=ja&source=gbs_toc_r&cad=0_0#PPP10,M1 > > > Michał Kalecki died on 17 April 1970、 > > 拙著『カレツキの政治経済学』にも、 > > 「1970年4月17日、カレツキは71歳の誕生日を前に脳溢血でその生涯を閉じる」(24頁) > > 「1970年4月17日、カレツキは脳溢血で死去する」(167頁) > > などと記しているとおりです。 > > あくまで浣腸様が引用された文献にそう書いてあったというだけで、どのような文献いくつ > にそう記載されていたものか・・・。遺作の編集をしたおっさんが思い違いしたりミスプリ > という可能性も無くはないと。
英語版カレツキ全集の最終巻の年譜がとりあえず最も信頼できるかと。 今、自宅にて、研究室に行かないと断言は出来ませんが、 ほとんどの文献は1970年4月17日説のはずです。
ネットで検索してみたところ、4月18日説もわりとあったりしますが、ウィキペディアが出典のようですね。 誰かがウィキペディアにいい加減なことを書くと、それが「定説」になってしまうんですかね。
> 最近の日の例では、リンカーンも撃たれた次の日に死んでるわけですが、文献には狙撃され > た日が大きく載ってる場合が多く、あくまで一つの仮説ですが、たとえば脳溢血の発作で倒 > れたという事実が非常に有名で権威ある文献に倒れた日が大きく書かれていて、24時を超え > てすぐに死んだといった可能性も皆無ではないと。
可能性は皆無ではないですが……。
> ここは是非とも最終的に厳密な考察としては、現地で戸籍の死亡届を確認されること、まだ > 彼の死に立ち会った人で生きてる人もいるでしょうから、直接面接される。山本浣腸様なら > そこまで徹底していただけたら、研究書の権威がますます高まるとwww
ポーランド現地調査オフでもやりますか(笑)。
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