喫茶Honfleur掲示板 2007〜2009年
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Message#22645 2009年6月19日(金)00時31分
From:
아벨(Abel)
変更
Re13:2ちゃん・完璧186スレから転載
おさむさんのメッセージ(
#22643
)への返事
> 大麻が弱毒とは何の根拠があって?
> 無知もいいとこ
御用マスコミへの出世を人生の目標としている捏造ヤラセぶつ切り専門三流下請け糞マスゴミ
の発想というのは、まあこんなもんでっしゃろwww
大麻の「毒」について説明してほしいもんだわわ。まあ正味のところはこんなところでしょ。
↓
自然食品店で、麻の実を安くして売っていたので購入し、家でポリポリかじっている。そううまいものではないが…。大麻の種子は大豆と同等のたんぱく質を含み、8種類の必須アミノ酸と優れた脂質も含まれていて、栄養価も優れている。
麻=大麻の実には例のマリファナになるテトラヒドロカンナビノール(THC)が含まれていないから、食用になる。この実は七味唐辛子にも入っている。THCが含まれるのは花と葉で、許可のない栽培は禁じられている。THCを摂取すると人間は陶酔状態になる。私は残念ながら経験がないが、ブタ箱に行く覚悟で吸いたいと思うほど興味はない。
葉と花の乾燥したものをマリファナ、樹脂をハシシという。大麻は雌雄異株だから、メスの株に花がつくため、メス株のほうがその筋では人気だとか。
大麻は1年草で、非常に生育が早い。2〜3mに達する。それを利用して、忍者や剣術修行者が、麻の実を庭に撒き、毎日跳びこえる練習をしてジャンプ力を鍛えたという話を、子どものころ、時代劇映画や剣豪小説で読んで、憧れたことがある。そのくらい、大麻は大昔から人類の暮らしに密接な関わりのある植物で、衣料用、食用に栽培されてきたのだけれど、薬物としての利用について考えてみたい。
昔は大麻は特段禁止されていなかったようだが、各国で規制が厳しくなったのは20世紀になってからである。大麻の発祥は中近東といわれるが、支那では4500年前から、日本でも紀元前から栽培されたようで、『魏志倭人伝』にも記事があるそうだ。神道でも神聖な植物として扱われてきた。それがなぜ禁止されるようになったかは、後述する。
(2)
奈良にある当麻寺は、本来は大麻寺である。7世紀後半(奈良時代)に創建されたとされる。豪族当麻氏の氏寺であった。おそらく大麻栽培に関わる豪族だったのではないか。で、問題は寺と大麻の結びつきである。
支那渡来の仏教僧が、大衆を集め、涅槃図なんかを見せつつお堂で大麻を燃やして燻らせ、その煙を吸わせたものと見られている。つまり恍惚にさせて、何か幻想・幻覚を生じさせ、それをもって「ほら、霊験あらたかだろう。今、仏さまが降りてくださったのだぞ」なんて言ってだまして、信者に引き入れたと思われる。のちにキリスト教の宣教師が支那全土でアヘンを吸わせて幻覚を起こさせてキリスト教に入信するよう誘った手口と同じようなものだったのではなかろうか。
現在、浅草の浅草寺とか川崎大師などでは本堂の前にもうもうと香を炊いて、アホな連中がその煙を頭は体にこすりつけては、病気が治るというまじないを行っている。あれはもしかすると昔は、大麻を燃やして、その煙で信者を酔わせていたのかもしれない。
と、言って、昔は大麻を吸うことは非合法ではなく、薬であった。田舎の神社では御札には大麻が巻き込んであって、疲れたときや腹痛に襲われたときには、火をつけて煙を吸ったのである。それで、恍惚となってあの昔話があたかも現実であるかのように語られたのかもしれない。
大麻ではないが、戦時中、特攻隊の若者にはヒロポンを注射して、興奮状態にして敵艦に体当たりを敢行させたこともあったようだ。昔はおそらく合戦の前には大麻を吸って、興奮状態で突撃をさせたこともあっただろう。なにしろ合戦となれば、武将は死にたくないから後方に控え、殺しても惜しくない奴隷としての庶民を狩りだして、無理矢理に矢弾を払わせたのだから、にわかづくりの足軽や奴隷が勇んで突撃するわけがない。
昔はどこの家にも囲炉裏があったのだから、そこへ裏の草地で自生していた大麻を乾燥させ、ぽいと火にくべれば簡単に、気分よくなれたのだから、やらなかったというほうが無理があろう。
大麻にはよほどの魅力があるためか、海上自衛官が大麻所持で逮捕されたとか、映画監督がマリファナ所持で逮捕されたとか、しばらく前には、田代まさしというあまり賢くないタレントが同じくマリファナ所持で逮捕され、芸能人生活を断たれた。
これらの事件は、実はおかしな事件である。
そもそもなんで大麻が麻薬として、お上から処罰の対象になったかを知らなければいけない。
日本で大麻が禁止されるようになったのは、神道、剣道、柔道などとともに昭和20年に「ポツダム政令」として言い渡された。さらに「大麻取締法」が、GHQの命令で施行されたのが昭和23年。無許可で栽培しても厳罰となった。占領軍がこんな無法なことをしたのだ。仮に大麻が毒であったとしても、ポツダム宣言にはそんなことをして良いとは条件として記載されていない。
麻薬にはモルヒネやヘロインなどがあるが、これらは「麻薬取締法」の対象であって、大麻とは別である。それが敗戦後、米軍の命令でいきなり禁止の憂き目にあった。戦前、大麻はぜん息の薬だったが、これも日本薬局方からはずされてしまった。麻は、古来、日本では着物はむろんのこと、製紙、魚網、神事にも使われ、神社の注連縄、横綱の化粧回し、花火の火薬などなど伝統文化として息づいていた。吸って陶酔する楽しみもあった。なぜかGHQから神道や剣道といっしょにされて、伝統文化禁止の憂き目にあったのは不当であった。
(3)
近年、麻は研究されて、次々に新しい利用分野が広がっている。空気中の二酸化炭素を酸素に還元する力はふつうの落葉樹の3〜4倍。麻を原料にしたパルプは木材パルプに比べて耐久性に優れており、しかも木材パルプと比べて栽培面積で4倍の生産力がある。木材の4倍の紙ができる。ヨーロッパの面積の12パーセントで大麻を栽培したら、一年間で全世界が消費する紙を賄えるという。
大麻からはバイオプラスチックも生産できる。これは、鉄に比べて重量は3分の1で、衝撃強度は10倍もある。フォードでは大麻プラスチックを使った自動車の開発研究がされている。これだから鉄鋼業界は大麻プラスチックの産業化は阻止したい。
大麻プラスチックは石油プラスチックと比べて、燃やしたさいに有害物質を出さないクリーンな素材である。
さらに、種子からとった油は、燃焼のさいに二酸化炭素や硫黄を出さないクリーンエネルギーとなる。ちゃんと自動車が動かせる。アメリカの研究では、北アメリカの6パーセントの土地で大麻を生産して油をとると、石油などの化石燃料に依存する必要がなくなるという。石油資本が青ざめるわけである。
問題は“麻薬”という面にあるが、阿片やモルヒネ、ヘロインのような麻酔作用はなく、常用しても習慣性はないとされる(反対意見もある)。中毒症状や禁断症状も起きないのである。多くの人は、阿片などと同じ取り締まるべき麻薬と思っているだろうが、毒性はないと立証されている。
日本でも「麻薬取締法」と「大麻取締法」が別になっているのは、大麻が麻薬ではないとわかっていながら、わけあって禁止したのだということなのである。ことの発祥はやはりアメリカである。1937年ごろ、アメリカ農務省は大麻に薬物的な懸念なあるものの、「大麻は地球上で栽培できるもっとも有用な植物である」と発表した。大麻産業の育成に取組もうとしたのである。しかし、そのとたんそれが阻止されてしまった。
そのわけは、石油、木材、化学などの産業資本家が、大麻の登場によって利益と利権を失うことを恐れ、政治的に動いたからなのである。だからとくに巨大石油資本が中心となって、「大麻は麻薬であり、恐ろしいもの」という宣伝を行なったのである。
アメリカは日本占領直後に、麻を禁止することで、日本の産業の一部を破壊し、石油依存体制をとらざるを得ない状態においた(麻布用として栽培が栃木県では許可されている)。日本がもっと早く大麻のエネルギー利用に気付いて産業化していれば、石油争奪という目的での戦争は避けられたかもしれない。…ま、そんなことは夢物語だ。
アメリカの宣伝工作によって、大麻は全世界で禁止されてしまった。しかし近年、大麻の見直しは始まっている。イギリス、オランダ、ドイツ、カナダで相次いで解禁となり、アメリカでも半分の州が大麻を解禁している。だから、海外旅行にいった人は、現地で割合手軽にマリファナを吸うことができるようになっているはずだ。
もしも、アメリカが自分らの都合で大麻を禁止していなかったら、中東の石油はそれほど見向きもされなかっただろうし、石油をめぐっての醜い戦争もこれほどひどくは起きていなかったかもしれないのである。ロックフェラーによる世界支配もなかった…なんてことはあるまいが…。また環境汚染もさほどのことはなかったかもしれない。
だが、そもそも阿片やヘロインなどの麻薬を取り締まることは正しいのだろうか。
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