喫茶Honfleur掲示板 2007〜2009年

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Message#6521 2007年1月26日(金)15時26分
From: 聖者ぼんちリンポチェ
変更
Re2:世間に誤解を与えませんか?
白龍さんのメッセージ(#6519)への返事

> 古い信徒は、上祐氏の選択は仕方が無いだろうとみてはいても、その本質はグルの意思の実践とみている方もいるのではないかと思います。私のブログのコメントをみると、セイラさんやぼんちさんも、そのように感じている部分がおありなのではないかなと思っています。

その私がこう言うのもなんですが、
それっていったいどうなんでしょうね?
グル、つまりこの場合「真理の御魂 最聖 麻原彰晃尊師」ですけども、
この人物、およびその意図するところをどう評価するかで、
上祐氏への見方がかなり変わってくるだろうと思うんです。

尊師の心理状態が、オウムの草創期と「戦前」とでかなり違っている、
ということを前提にするのか、
いや、草創期からいずれテロを起こして、と考えていた、
という前提にするのか。
前者の前提ならば、上祐氏はそのどの時期の意図を実践するつもりなのか、
ということが問題になってくるでしょうし、
後者の前提ならば、上祐氏がそれを知っていた上で賛同しているのか、
それともいまだにそんな意図はなかったと考えているのか、
などなど、いろんな前提と、上祐氏のスタンスとの間で、
組み合わせが考えられるでしょう。

ちなみに私は、尊師の心理状態は刻一刻と変化していた、というのを前提としており、
そしてその中でも、上祐氏は最も早い段階の、
宗教的理想と尊師の意図が一致していたであろう頃の、
教団を興した基礎的なところに立ち返ろうとしている、
という見解をとっています。
いうなれば、これまで、同じ意図を基盤としても、
こうすればこうなる、という失敗例のサンプルがとれたんだ、と。
ではそうならないように、今後は細心の注意が払えるはずだ、と。

その一方で、教団を興した段階における尊師の意図、
というところまで思いを馳せることのできない一般人は、
数々の事件をもって尊師の意図を推測していると。
もちろん事件を起こした段階の尊師の意図はいい線で推測し得ているのだろうけれど、
教団草創期の尊師の意図を的確に推測しているわけではなかろうと。
しかし上祐氏が草創期の意図を考えているとするならば、
一般人と上祐氏との間に認識のズレがあるということになるわけです。

ここで一つの議論が持ち上がるわけですな。
話し合い等によって認識のズレをなくしていこう、と考えるのか、
たとえ誤解であれ、一般人の大多数がこう考えている以上、
彼らの安心が最優先。解散し、再結集などもってのほかだ、と考えるのか。


ところで、このあたりでふと思い至るのが、
「人生とはどういうものか」というテーマです。
とりわけ、「やり直しのできるもの」か、そうでないのか、ということ。
やり直しの出来ないのが人生だ、という考え方は、
主に「競争社会」における考え方です。
食うか食われるかの状態で犯した失敗は、
他に食われる原因になるだけであって、だれも再生の機会など与えてくれない、
なぜなら他も自分たちのことで精一杯で、他人の面倒を見る余裕はないのだから、と。

で、この点上祐氏がどういう人かというと、
長年オウムにいた、ということは「やり直しできる」派だと思うんです。
例えば、マハームドラーという名のもとに、
グルからわざと失敗をさせられることもあり、
失敗したことの評価より、その後どう成長するかが主眼だったのが、
一応オウムの修行の建前でした。
つまり、失敗者は応援し、決して食い潰したりしない、
という看板を出していた教団にいたわけですから、
競争社会に放り出されてもやはり、「やり直しは可能」という考えが
かなり支配的なんじゃないか、とは思うわけです。

この、おそらく世間の中では「甘い」と思われる考え方をしているであろう上祐氏が、
果たしてどこまで受け入れられるだろうか、というのは
私にとってかなり疑問の多い「未知数」です。

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