喫茶Honfleur掲示板 2007〜2009年

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Message#8508 2007年8月20日(月)11時18分
From: シヴァの喜びだった者
変更
Re2:ミーハーしんじゃでした(過去)
聖者ぼんちリンポチェさんのメッセージ(#8505)への返事

> 特に、オウム真理教で言われていた「シヴァ大神」とは
> 「最高の意識」という意味合いで、
> ヒンドゥでいう独立人格神とは意味が違っています。
> つまり、ある理念の具現化であるグヒャサマージャと
> 同じ土俵で語れる性質の「カミサマ」などとは違うわけですな。
> いわばあなた方一人一人の、未来際における完成予想図と思えばよろしい。


ちょっとだけ異議あり。
ヒンドゥ教で言うシヴァは人格神などではなく、死や終わり、またそれを越えた再生などの象徴であり、ありとあらゆるもの森羅万象の循環性を象徴するものです。
また、踊るシヴァは全てのものは踊っていることを象徴(全てのものは振動している、上下に跳ねて踊っていること象徴)マーハーカーラとしては時間の象徴(常に循環し、それは死・破壊という黒(タマス)の作用、即ち下降のプロセスは(時間の流れは)停滞・破壊のプロセスだから)
またこのシヴァは絶対者ブラフマン(創造神ブラフマーにあらず)への入り口であり、そこへ導く導師であり、王の中の王、主の中の主、神の中の神、シヴァの中に全ては存在し、全てにシヴァが浸透していて、

「崩壊・破壊・再生の神秘性」

にシヴァという名前を与えたもの。
とヒンドゥ教では教えます。人格神ではありません。
彼の数々の神話はよく見つめると、ヨーガの奥義が秘められています。

「ヒンドゥの人格神」

と言ったのは麻原がよく知りもしない浅はかな知識で言ったことで、本来の意味は厳然とした宇宙の姿であってオウムの「シヴァ大神」の未来の完成予想図などという枠さえも超えるものです。

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