裁判の日、ミャンマー人は一貫して脅していない、カメラはボスが持っている、 ウソ・当てずっぽうは「ドタマかち割られ記者」の専売特許、 私はデタラメは言わないと主張。 自称勝ち組記者は「ドタマかち割られ記者」となり、 ドタマに鉈を差し込んだまま出廷していた。 証人尋問では記者が被告弁護人に尋問された。 弁護人「貴方は彼の話をいつからウソだと思いましたか」 ドタマかち割られ記者(以下ドタマと略)「はじめから終わりまで」 弁護人「彼のどんな話をウソだと思いましたか?」 ドタマ「カメラがあるとかないとか」 弁護人「カメラがあると言ったんですか? ないと言ったんですか?」 ドタマ「あると言っていました」 弁護人「あなたはカメラはあると思いますか?」 ドタマ「・・・わからない」 弁護人「わからないというのは妙ですね?実際にあるか否かではなく、 彼の話を聞いて貴方がどう思ったかを答えてください」 ドタマ「わからない」 弁護人「では、貴方が最初に言った、彼の話をはじめからウソだと思ったと いうのは貴方のウソですか?」 ドタマ「はじめからウソだと思ったけど、私に憧れているから私とお茶して話したいの かなと思ったから聞いてあげたんです」 弁護人「彼は金が目的とは思わなかったんですか?貴方とお茶するのが目的と思った のですか?」 ドタマ「そうです。私は勝ち組記者だから、お茶できるだけでも感謝するだろうと思 って」 弁護人「では最初の質問に戻りますが、カメラはあると思いますか?」 ドタマ「わからない」 弁護人「では、貴方が最初に言った、彼の話をはじめからウソだと思ったというのは貴 方のウソですか?」 ドタマ「今ここで、カメラがあるという彼の主張をウソだと言ったら彼が気の毒で しょ。私は慈悲の心で「わからない」と彼に花を持たせているんです」 弁護人「貴方の話が支離滅裂で、こっちの脳味噌が腐りそうになるので尋問を終わ ります。もう少し鉈を深く打ち込んで脳に風を通したほうが良かったかも ですな」 次回いよいよ最終回。判決はいかに? 善良ミャンマー人・極悪非道ドタマかち割られ記者。 ふたりの運命は・・・そして謎は・・・ |