Message#1719 2005年11月11日(金)01時59分 From: 山本英司 | |
| あべるさんのメッセージ(#1692)への返事
> 綺語だ何だのというあげつらいにもっていかれる以前に、山本さんのあげれた前提・ > ご認識が決定的に事実に沿ってないのは、裁判の進行が予想以上に早まる可能性があると > いう指摘もあるという事実、そして何よりも死刑確定から執行までは宅間守の前例に倣 > って非常に迅速に処刑されてしまう可能性は結構あり得るということ、この点に対する > コメントが無いですな。普通にいくと死刑執行まで長期間を要するという前提が崩れた > 場合には山本さんの長文こそ出発点において意味がなくなり、それこそ綺語・時間の無駄
失礼いたしました。 私としてはそれなりに意を尽くしたつもりの投稿を、賛否はともかくとして、 まるで読解していただけていないがためについ乱暴な口を利いてしまいました。 全ては私の文章力の至らなさであるとのカルマヨーガの実践に務めます(笑)。
「裁判の進行が予想以上に早まる可能性がある」との論点については、 #1688においてコメントしたつもりでありますが、 コメントしたという事実そのものが伝わっていないようでありますので、 改めて説明いたします。 私がこの思考実験において問題としたいのは、 公判手続き停止狙いの詐病に果たしてメリットがあるのかという点です。 本当に精神病である可能性ももちろんあるわけですが、 ここでは、本当は正気であるとの仮定に立った上で、 A)普通に裁判を受ける B)精神病を演じる この2つを比較しようというものです。 Aの場合、そもそも精神病をうかがわせる兆候はないわけですから、 控訴趣意書が未提出といった事態はそもそもありえないわけで、 よって控訴審の審理に入ることなく門前払いで死刑判決確定、 という形で「裁判の進行が予想以上に早まる」ことはそもそもありえません。 そしてBの場合、「正気」が確認されたら公判手続きが再開されるわけですから、 生涯にわたって糞尿まみれを続けなければならないではないか…… と、これはもう繰り返さなくてもいいですよね?
続いて、 「死刑確定から執行までは宅間守の前例に倣って非常に迅速に処刑されてしまう可能性は結構あり得る」 との論点については、確かにコメントしておりませんでした。 よってコメントいたしますと、友北さんご指摘のとおり、旧姓宅間さんの場合は、 何も凶悪犯だから見せしめに迅速に処刑してしまえというわけだったのではなく、 本人が早期の執行を強硬に望んだという特殊事情があったということです。 もっとも尊師の場合においてこそ、前例なしに、迅速な処刑の可能性は皆無ではないでしょう。 実際、さる著名な弁護士の方もそれを希望しておられるようですし(笑)。 そうであったとしても、前述のAの意味において普通に裁判が進行した場合、 まああと数年はかかるでしょうということです。
どうでしょうか。 別に私の意見に賛成していただく必要は無いのですが、 私の言わんとすることは読解していただけたでしょうか?
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