タイトル
Message#から前件を

日から 前を
最新20件最新50件最新100件最新200件200件以前
昨日以降(0)*2日前以降(0)*3日前以降(0)*4日前以降(0)*5日前以降(0)
サーチセットアップ

Message#2412 2006年1月6日(金)22時07分
From: 和井 恵
 
「心の解放」へのステップ、予備訓練編。
「心」は「情(感情・情動)」によって「動かされ」ます。

「智慧の獲得」の訓練をする場合は、
「心を停止」させる訓練を併せて行うことが効果的ですが、
「心の解放(解脱)」を得るためには、
「逆」の方法を選択するのも「一つの手」なのです。

つまり、「停止」ではなくて、「万遍なく活動(表現)させる」ということ。
その「手助け」となる「方法」として、「カラオケ」を使うのです。

「ヒント」となったのは、心理学の中に、
L・ソンディ博士の提唱する「運命心理学(俗称)」という分野があります。

これは、「運命学」の観点からではなくて、「心理学」の観点から、
その人の「心に内在する」、人生において、
ある「特定の行動」を「選択」させようとする
「内的衝動」にスポットを当てた「心理学」なのです。

その中で「ソンディ法」と呼ばれる「心理分析法」があったのですが、
その方法は「何種類かの人の顔写真」を使い、
その中から「好ましい印象を受けた写真」と
「嫌な印象を受けた写真」を「選別」してゆく、というものでした。

しかし、よく見ると「同じ人」が別の写真にも「登場」しているのです。
つまりは、「人(顔の形、体型)」の「違い」ではなくて、
「表情(明るい、暗い、嬉しそう、悲しそう、怒っている)」の「差」が
「選別(好悪)」のポイントのようなのです。

もちろんこれは、私の「独学」ですので、
これらの「解釈」は「間違っている(笑)」かもしれません。

そして、ソンディ博士は、このテストによって現れた「好悪の傾向」が、
「固定化」されていればいるほど
(つまり、日にちを変えて何回やっても同じ結果になるほど)
その人は、「ある偏った運命行動を選択する」と結論づけているのです。

逆に「毎回結果が違う」人は、「自由運命」を選択できる、と。

これと同じように、私たちが「好む歌」にも、「偏り」があり、
「悲しい歌」「求愛の歌」「楽しい歌」「安らげる歌」
「悦びの歌」「元気の出る歌」などなと、
その「歌」が「表現する心情」には「幾つかの分類」が可能です。

そして、自分の「お気に入りの歌」には、
ある「特定の心情」が共通していることが多いのではないでしょうか?
つまり「好みが偏向(偏って)」している…

自分の「共感」できる、「心情」とは、どういったものが多いのだろうか…

別に、そういう「分析」をするのではなくて、
「カラオケ」を利用して、「全ての心情」を「万遍なく」表現させてやる。

例えば、「サウダージ(失恋・悲しみ)」から始まって、
「花(喜び)」「ダーリン(激しい求愛)」「祭り(前向きの意思)」
「悲しい色やね(哀愁)」「思い出がいっぱい(優しさ)」「チャンピオン」
「ワインレッドの心」「田園」「マジンガーZのテーマ」…等々。

といった、「違う種類の心情」を表現した歌を選んで、
「思い入れをたっぷり込めて」歌い続ける。

これができるようになると、次は、
「同じ歌」の「一番」と「二番」を「心情を変えて(アレンジして)」歌ってみる。
と言う風に、表現の仕方を「発展」させてゆく。

この「心のストレッチ」によって、「ストレス」が解放され、
心に「柔軟性」が顕れてくるのです。


最新20件最新50件最新100件最新200件200件以前
昨日以降2日前以降3日前以降4日前以降5日前以降
bbs0506.cgi Ver. 3.114
Copyright(C) 1997-2005, Hideki