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Message#5985 2006年12月7日(木)01時31分
From: 聖者ぼんちリンポチェ
 
Re:横からですが
아벨さんのメッセージ(#5984)への返事

> > そうです。まずボーイングが重要なのです。
>
> ボーイングというと、このへんしかわからんw

ボーイングってのはですねえ、
ボウイングとも書きまして、つまりボウの扱い方のこと。
Bowとは何ぞや、というと、もともと狩りや戦争で使う「弓」のことなんです。
その「弓」からヴァイオリンやチェロなどの「弓」、
そう、右手に持っているやつですが、それが出来たわけです。

で、その「弓」で、ヴァイオリンを構えた場合、
上から下に弾くのを「ダウンボウ」と言い、
下から上に弾くのを「アップボウ」と言います。
そして弓で弦をこするわけですけど、
強くこするか弱くこするか、弱くこするから始めて強めていくとか、
その逆とか、音をいつ切るか、また音の始まりはどんな風に欲しいか、とか
こういう右手の技術全般をボウイングって言うんですよ。

まあ、普通「ボウイングをつける」という言葉を使った場合、
弦セクションの各パートのリーダーが、
どの音をアップで弾き、どの音をダウンで弾くか、
時には、4本あるどの弦で弾くか、などを決めて楽譜に書き込む作業を意味します。

で、現代の楽器奏者が漫然と弾き飛ばしても構わないのは、
20世紀の音楽くらいのもので、
本当は19世紀以前の作品は、このボウイングについても
作曲された当時の楽器の使い方、音のニュアンスなどを
文献や残された楽器を基に検証し、熟考しなければならないんですよ。
問題は弓の上げ下げだけにとどまらなくなっている、というわけです。


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