喫茶Honfleur掲示板 2007〜2009年

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Message#6624 2007年2月5日(月)01時03分
From: 聖者ぼんちリンポチェ
変更
Re:教義
ガードナーさんのメッセージ(#6618)への返事

> 私はオウム教義については、本屋からオウム本が排除される前に
> 一通り立ち読みした程度しか知りません。

まあこれについてはあべるさん達がおっしゃって下さってることに
完全同意ですから、是非ATAをご一読(というには膨大ですが)していただきたいと。
特に、「秘儀伝授」と書かれたところは読んでいただきたいかと。
もっとも、宗教において完全な素人さんならば理解できるかどうか、
ちょっと疑問な部分もありますけど、教義が少なくないことくらいは
何とかわかっていただけるかと思います。

> その証拠に、私の記憶が正しければ、焼き直し出版が多かった気がします。

これは確かにそうなんですが、
後期の内部向け説法ではかなり様相が変わってまして、
とても出版など出来そうに無い内容のものがありました。
最後頃は結構尊師は中国かぶれしてましてね。www
いきなり漢字ばっかりの教義だったりしたものです。
天羅地網の法則、みたいなね。

> 私が思うに、途中で選挙とか毒ガスとか色々なイベントが出てきましたが、
> 根本となる教義は最初に出版した三冊ぐらいで全部説明してしまい、
> 表の顔の麻原はネタが尽きてたんじゃないでしょうか。

私が説法を行うとしても、三冊くらいではネタは尽きないでしょうね。
おそらく元信者ならたいていそうだろうと思いますよ。

> これは他の宗教でもそうだと思いますが、教義なんてさほど多くないと思います。
> ネタが無いから、教祖の記録とか、前世話で信者の興味を繋いでいるのですよ。
> ベースの教えなど数時間で読み終えちゃいますよ。

数時間?では三冊ではなくなりますね。
確かに一個人が考え出しただけの教義ならそれで尽きてしまうでしょうが、
解釈や運用法の正否は別としても、いろんな宗教の寄せ集めであったことは事実です。
それだけでも数時間ではないし、ましてや三冊には収まりません。
そして上のコメントでわかることは、
ガードナーさんがオウムについてはあまりご存知ないんだな、ということなんです。

> あとはその人が教えを自覚して生きればいいだけですが、
> それでは教祖が生活できないから、自分にすがらせるのだと思います。

これについてはあべるさんに同意。
だったら変な事件は起こさずに、金取宗教やってればいいのです。

> そして問題なのが、裏の顔の麻原です。
> 表向きの教義では、信者が自分から自立してしまうので
> グルや教団から離れると地獄に落ちると設定したのですよ。

自立を妨げたことは、教義上はありません。
ただし、自立時期を相当先に設定していたことは否定しません。
それこそ、今生そこまで行けるのか、というくらい先ではありましたから。
そういう意味では、表向きの教義でさえ、
近未来における自立を保証していたとはいえないでしょう。

で、よく一般の人に誤解されてそうな部分なんですが、
グルや教団から離れた、そのことの罰として地獄に落とされる、
と考えた信者も、そう教えた人間もいなかったと思います。
ただ、オウムだけが真理の砦だ、という意識だけはあったので、
そこから離れることで自分を守りきれず、結果地獄に堕ちてしまう可能性は高い、
という風には考えていたでしょう。
ここは、教団の性質を誤解しないためにも押さえておいて欲しいところです。

> またハルマゲドンという恐怖も設定しました。

設定、という言葉の使い方には少々違和感を覚えます。
それでは、地獄にしろハルマゲドンにしろ、
教祖や幹部がデタラメとわかっていながら信者を煽るのに使った、という
完全な悪意断定の世界になってしまうからです。
そう断ずるには、あまりに教団は暴走してしまいました。
逆に、単に信者のアジテーションのためだけに使うことのできるような
教祖や幹部ならば、まだ悪質な宗教団体として続いているだろうと思います。
もし潰されているとしても、法の華とかグル高橋とか、
あの程度のことですんでいると思いますよ。

> 他宗教でもそうですが、宗教やらなきゃハルマゲドンで死ぬなどというのは、
> 非信者からすれば、信じてること自体がすでにおかしいのです。

ここも誤解されている点なのですが、
宗教やろうがやるまいが、ハルマゲドンではかなりの人間が死ぬ、
という認識がオウムにはありました。
オウムにいることで救われる、と思っていたらそれは落ちこぼれ信徒で、
逆にオウムにいなければ必ず死ぬ、なんて尊師でさえ言ってません。

ですから、

> 別に信者が悪人とは言いませんが、
> 心の中でこの世が滅ぶのを期待したことは十分に自覚をしてほしいです。
> オウムを信じない人間が全員死んだ世界で、
> 新社会の建設に活躍している自分の姿を想定していたのでしょうから。

このご指摘は完全に的外れです。
もちろんこのように考えていた信徒がいない、と断定はしません。
しかし、まともな理解力を持って説法を聞く限り、
こういう解釈にはならないはずです。
つまり、95年以前の教団の公式見解ではない、ということは確かです。

> 元信者という過去を不問に付すという保証は、
> その会社等のケースバイケースで、絶対的な保証はありませんが、
> それでも教団が存続している状況よりは、
> 破防法が適用されているほうが、その人自身が真面目に礼儀正しくしているならば、
> 周囲も逆に納得してくれるのではないのでしょうか。

これだけ「毛無猿」が増えている今日この頃にそれは「甘い」と思いますよ。
自分の地位を確保するために、相手に何か弱みになるような過去がないか、
探り合って勝敗を決しているこの世の中です。
残念ながら、真面目に礼儀正しくしていることをアピールする舞台すら、
ほとんど与えられないのが現状だと思います。
今のところ、決定的な法律が行使されていないからこそ、
「信者全員がテロリストなのではない」と思ってくれているようなものです。
法律に明るくない一般人は、破防法なんてやらかした日には、
教団関係者を「痛めつけてもいい対象」と認識しかねませんよ。

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