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「除霊」で窒息死容疑、僧侶と父親逮捕 TBS系(JNN) 9月27日(火)18時45分配信 熊本県の宗教施設で「除霊のための滝行」と称して女子中学生に水を浴びせ、死亡させたとして、僧侶と中学生の父親が逮捕されました。この滝行は、女子中学生をイスに縛りつけ、身動きできない状態で行われていた疑いが持たれています。 熊本県長洲町にある宗教施設。ここの敷地内に作られた特殊な部屋で事件は起きました。人が1人通れるぐらいの通路があります。ここが、ともみさんが暴行を受けた現場です。中に入ると、広さは4畳半ぐらいでしょうか。 この「お滝場」と呼ばれる部屋で、熊本市の中学2年生、舞鴫ともみさん(当時13)に大量の水を浴びせ、窒息死させたとして27日、2人の男が逮捕されました。2人は、「除霊」と称して水を浴びせていたといいます。 傷害致死の疑いで逮捕されたのは、この施設の僧侶、木下和昭容疑者(56)と、ともみさんの父親で熊本市の会社員、舞鴫淳容疑者(50)の2人です。 警察によりますと、2人は先月27日の午後9時頃、ともみさんを「お滝場」に連れ込み、固定したイスに座らせ、ベルトやテープで縛り上げました。その上で「滝行」と称し、ともみさんの顔面に水を浴びせ、窒息死させた疑いが持たれています。 この「お滝場」と呼ばれる場所は、かなり分厚い扉を閉めると完全に密閉された空間になります。 木下容疑者の妻は・・・ 「残念としか言いようがない。そういうことになるとは思ってないですから・・・」(木下容疑者の妻) ともみさんには数年前から心身に病があり、熊本市内の病院に通院していましたが改善されなかったといいます。両親が木下容疑者に相談したところ・・・ 「ともみさんには霊がついている。取り除けば回復する」(木下容疑者) 修行するよう勧められたといいます。父親の舞鴫容疑者は、今年3月頃からともみさんを連れ、宗教施設に通うようになり、100回以上も滝行を受けさせたといいます。 「(施設から)『痛い、いや、いや』って叫び声が聞こえた」(宗教施設の近所の住民) 木下容疑者の宗教施設には、「中山身語正宗」と書かれています。中山身語正宗は、佐賀県に本山があり、信者は30万人以上。この宗派の関東の施設では・・・ 「(我々の宗派では)“除霊”というようなことはしていない」(中山身語正宗・関東別院の古河純弘誓照寺主任) 調べに対し、木下容疑者は「滝行は暴行ではない」と供述。父親の舞鴫容疑者も「娘を死なせるのはあり得ない」と、容疑を否認しているといいます。(27日17:53) 最終更新:9月27日(火)18時45分 滝行やってみたいと思ってたけど、無理やりとか、窒息とかやだな。 |