| この掲示板はすごくいいのだけれど、どうも書きやすすぎて すぐ雑談になる傾向があるようだ。 ( ̄  ̄!) この流れを断ち切るべく、果敢なる書き込みを敢行する私(おがわ)である。
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さて、『正論』四月号に掲載された「共産主義・左翼思想に根ざる親日派断罪の愚」を書いた勇敢な韓国人学者は、韓昇助・高麗大学名誉教授である。サブタイトルには編集部がつけた「韓国保守派知識人覚悟の論文」という惹句が踊る。
この論文が、発表直後から韓国で俄然、批判の対象となった。批判しているのはウリ党と、かの「反日大統領」を取り巻く韓国新左翼紅衛兵ら。
おりから竹島問題で韓国外相が訪日を延期し、廬大統領は三月一日の就任二周年記念にでまたもや日本批判を展開した。しかも韓国が騒いでいるのは歴史を六十年以上さかのぼって親日派を糾弾せよとする「日帝強占下・反民族行為真相究明に関する特別法」だ。
韓昇助名誉教授は、これは「悪法」と断定し、「どれほど韓国民の心を低質化させ、愚かにしているか」と嘆く。
この法律に対して韓国民の反応には四つの考え方があり、 @「親日協力行為」イコール「反民族行為」として断罪する考え A基本は同じだが、処罰対象の範囲をすこし緩める B「しかし日本の強圧的な雰囲気のなかで不可避な行為」だから処罰するのは「道理に叶っていない」うえ、真相究明といっても事後処理も困難だから、法案は廃棄すべき C「状況から言って『必ずしも反日行為ではなく』それを「今ごろになって精算云々する必要はない」とする考え方である。
廬大統領が、「今ごろになって」、こうした法律を成立させた理由は次期大統領に挑んでくる朴謹恵の「政治的足場を崩す」目的があり、ついでに韓国内の保守勢力を「無力化」させる狙いを持つ。ようするに左翼政権の半永久的存続が根っこにあるのだ。
「親日行為」も「親日派」も正確は定義が難しいし、こういう法律の裏にうごめく左翼の謀略的要素は、「重大な歴史歪曲」を前提にしている。
しかし韓国の常識派は「心の中でしか親日を弁明出来ない」。その理由は「悪意と憎悪に満ちた共産主義者とその追随者らの直接的な攻撃に自らを晒すのは嫌だという心理」が潜むからと見事な韓国人の体質、その民族的本質を抉っている。
このあと韓国の親日派のタイプを分析し韓昇助・名誉教授は 「韓国にとって幸いだった日韓併合」と大胆に続ける。
おそらく韓国で非難された最大の理由は、この部分であろう。 朝鮮半島をめぐって当時の状況を勘案すれば「ロシアに占拠・併呑されなかったことは幸い」だったのであり、もしロシアに併呑されていればスターリンが大統領で韓国民は強制移住でシベリアへ送られ過酷な労働で何十万と死んだであろう。だから「日本に併呑されたことがどれほど幸いだったか」と断言する。「日本の植民地政策は怨むより祝福すべきで」あって、「日本人に感謝しなければならないだろう」。
しかし歪曲史観に立脚して憎悪を煽りつつける韓国の共産主義者や左派勢力は自己責任をつねに日本に転嫁する。
「他人の責任をしつこく追及する。その過程で相手の短所を最大限に膨らまし、過大に言いふらして仇討ちや補償請求に力を注ぐ」のだが「こんなことが高尚な民族のふるまいといえるのか」と韓国の左派勢力を糾弾している。こんなことを何時までもやっていては韓国の若者に自負心は育たないうえ、ますまる駄目な国民のままに終わり、韓国の未来は開けてはこない、と韓国知識人の憂国の弁である。
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また、いつものように「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成17年(2005年)3月6日(日曜日)から、ほぼ全文を転載。 またしてもまともな南朝鮮人が現われ、チョ〜癬人どもに苛められて いるようだ。どなたか『正論』四月号をお読みになったかな?
能なしコピペだが、何とか掲示板の流れを変えようとするこの心意気 だけは感じてほしいものだ…。藁)
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