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Message#2290 2005年12月31日(土)18時04分 From: 和井 恵 | |
| さくらさんのメッセージ(#2289)への返事
> > 何度も言いますが、 > > 釈迦の説いた「教え(真理)」とは、けっして難解なものではありません。 > > 「賢い人なら、自分で検証が可能なもの」であったのですから。 > > あの、「賢い人なら」ってとこが若干不安なんですが・・・。
大丈夫。 日本の教育レベルなら、 中学生あたりで充分に理解できるでしょう(笑)。 本当に、難しく考える「必要」はないのですよ。 「無明」の正体を、はっきりと知ってしまったら、 あまりにも「単純なこと」なので 「吃驚(びっくり)」するのではないでしょうか?
> > それでは、いよいよ「次の段階」。 > > 「真理」そのものの「説明」へと話しを進めることにしましょうね(笑)。 > > わぁい! > 楽しみです!!
そう言ってくれると、ワシも嬉しい。 (2ちゃんの、シンデレラ麻原さん風に言ってみました、笑)
> > まずは、「無明」とは何か? > > から始めましょう。 > > 「無明」難しそうですね。
と、いう「先入観」を誰もが持っているんですよね、多分。 だから、「解りにくかったんだ」けど。 ホント、「固定観念(思いこみ)」は恐ろしい…
> とりあえず、事前学習のために具具って見ました。
サンクス!
> >無明(むみょう、avidya)とは、法性(ほっしょう)に対する言葉で、迷いのことをいう。また真理に暗いこと、智慧の光に照らされていない状態をいう。仏教では十二因縁の根源に無明をおく。すべての苦は、無明(迷い)を原因とする煩悩から発生し、智慧によって無明を破ることにより消滅すると説く。 > > とりあえず、この辺は和井さんにご説明いただいたことと同じみたいですね。
私も以前お話ししたときには、 まだ「本当のこと」を完全には掴んでいませんでした。 しかし、私は今、自分が「慧解脱」を成就しているという実感があります。 これで又一つ、「自称」が増えてしまった(笑)。 まぁ、「レッテル(ラベル貼り)」はともかくとして、問題なのはその「中身」。 話しを先に進めましょう。
> >我というものが存在するという見解(我見)が無明である。無常であるものを常住と見るが、それが失われると苦しみを生じる。すべての苦しみはこの無明を原因として発生すると説く。この苦しみを消滅する方法は、初期経典には定型文句として四諦、八正道であると説かれている。この四諦、八正道を知らないことも無明である。
こういった「説明」を読んで、何を言っているのか解りますか? 私には、全然「解りません」(笑)。
「A」というものを説明するのに 「B」という新しい「何か」を持ち出して「説明」しようとしていますが、 肝心の「B」の方も「良く解らないモノ」なので、 結局、ますます解らなくなっていく…
そういった、「悪循環(迷妄)」の思考パターンになっているのですね。 「学者タイプ」の人が陥りやすい思考法だと言えるでしょう。 > 我というものが存在するという見解を持たないって難しいな〜。 > 自分があるってことを前提にして生きてきたし〜。 > 私は私であるが、その私は常に変化しているって程度でいいのならわかる気がするけど。
その程度で、いいと思いますよ(笑)。 とりあえずは、ね。
> >四諦、八正道を知らないことも無明である。 > > 知らないな〜。 > で、ぐぐってみたら、四諦は、「人生は苦である」などの真理で、 > 八正道はじゃあどうしたらいいか、具体策ってことみたいですね。
まぁ、確かにそうなんだけれど、 じゃあ今度は「四諦・八正道」って何だ? という話しになってしまう。
結局ね、「無明」が何なのか「良く分からない」ままに、 いつの間にか「本題」が別のモノ(四諦・八正道)に 「すり替えられて」しまっていく…
「無明」の正体を確実に「把握する」こと。 ここから「縁起の法」も「四諦」の真の意味も解ってくるのです。
そうですね… これからまた少し「用」があるので出かけますが、 午後10時くらいの「次のレス」で、 「無明」そのものの「考察」を始めることにしましょう。
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