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Message#4471 2006年7月20日(木)13時34分
From: 和井 恵
 
人間関係の多様性。
中国に「陰陽五行」という思想がある。
「木、火、土、金、水」という五つのグループを設定し、
それぞれ「比和」「相生(能動、受動)」「相剋(能動、受動)」という
五通りの「相互関係」を導き出す。
まぁ、それに「陰と陽」が加わるので、さらにそこに「強弱」が付くことになる。

それを観ると、「相生(友好関係)」が特に「良い」わけでもなく、
また「相剋(敵対関係)」が「悪い」わけでもない。
要は「バランス」なのだ。「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」。
「過少(少なすぎ)」も「過多(多すぎ)」も頂けない。
「相生」は「リラックス」を、「相剋」は「緊張感」を生むのだ。
また、その人が「身旺」か「身弱」かによっても「条件」が違ってくる。

「相生(友好関係)」が、その人を助ける場合もあれば、
逆に、その人の「成長」を「妨げる」場合もある。
人によっては「相剋(敵対関係)」で伸びる場合もあるのだ。

勿論、「誤解」もあれば「副作用」もある。

しかし私は「みんな仲良し」に成ることが、
「素晴らしい社会」を創ることになるとは必ずしも言えないのではないか、
と考えています。
「ドラマ」でも、その物語に「息吹(輝き)」を与えてくれるのは、
「優れた敵(ライバル、敵対者)」の存在です。
人によっては、「良妻」よりも「悪妻」の方が「(有用性が)優れている」場合もある。

人生は色々、人間関係も色々。
そういう「多様性」を嫌悪することなく、あるがままに「認める」ことが出来れば、
人類はさらに「進化」出来るのではないでしょうか?
もちろん、「認める」ことと「選ぶ(自分がそれを選択する)」ことは「別の問題」です。

「みんな仲良し」って、けっこう「退屈な世界」かも知れませんよ^^。


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