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Message#3122 2006年3月5日(日)00時47分
From: 山本英司
 
シャンバラ精舎跡地
図書館で、ゼンリンの住宅地図より、
熊本県阿蘇市の旧波野村「大字中江」部分をコピーいたしました。
縮尺は4500分の1で、民家の表札の名前まで載っております。

ただ、『場所 オウムが棲んだ杜』には「波野村中江字上大河原544−2」
とあるわけですが、そこまでの細かい番地は載ってないというか、
そもそも「字上大河原」という地名自体見当たらないのですね。

住宅地図には、阿蘇市波野支所(旧村役場)の南西に「大字中江」という地名があるのですが、
『オウム真理教とムラの論理』朝日文庫版68頁によると、

> 「波野村の一員、村民意識は薄い。ムラの共同体意識が根強いのは合併前の七つの村、今の
> 大字に残っている」という。村民は、二百以上もある小字で互いの「住所」を呼び合う。

などとありますので、「中江」が「大字中江」に該当し、
その中に「字上大河原」があるはずだということになります。

ちなみに住宅地図には「大字河原」という地名もあるのですが、
それは阿蘇市旧波野村部分の南東に隣接する阿蘇郡高森町に属するのですね。
で、高森町の「大字河原」には「河原川」が流れているので、
「字上大河原」というのは「大字河原」の峰を越えた旧波野村側なのかなと。

あと、『オウム真理教とムラの論理』朝日文庫版70頁に、

>  十一月十三日、村民と教団、対立の最前線に再び火がついた。波野村議の岩下一之信さん
> (五〇)が、道場に隣接する山林(四千九百平方メートル)に入ろうとして教団から拒否さ
> れたのだ。

などとあるのですが、住宅地図には岩下一之信さんのお宅は見当たりません。
ただ、「岩下●●」さんや「岩下○○」さんのお宅がありますので(一部伏字)、
ひょっとしたらこのあたりかも知れません。


とりあえず文献調査としては今のところ以上です。
あとは、ナーギタ師に住宅地図を見ていただけば思い出していただけるでしょうか……。


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