Message#3125 2006年3月6日(月)00時45分 From: 山本英司 | |
| あべるさんのメッセージ(#3124)への返事
> 山本英司さんのメッセージ(#3122)への返事 > > > 図書館で、ゼンリンの住宅地図より、 > > 熊本県阿蘇市の旧波野村「大字中江」部分をコピーいたしました。 > > 縮尺は4500分の1で、民家の表札の名前まで載っております。 > これこれ、私が国土地理院の地図とYahoo地図とを合成して「中江」地区の範囲を国土地理院 > の1/25000地形図に書き加えたものは浣腸様にはお渡ししましたっけ?? 某協力者にこれを > お渡ししたら、その人は今回浣腸様の見られた地図で場所同定するつもりだと言ってられた > のです。となると再び暗礁???
「これこれ」って、窘められてるのかと思ってしまいました(笑)。 「その地図」でしたら確かにオフ会の際に受け取っております。 「再び暗礁」ってどういう意味でしょうか? 某協力者さんも独自にゼンリンの住宅地図を見るご予定だったようですが、 その首尾はどうなったのでしょうか?
> > ちなみに住宅地図には「大字河原」という地名もあるのですが、 > > それは阿蘇市旧波野村部分の南東に隣接する阿蘇郡高森町に属するのですね。 > > で、高森町の「大字河原」には「河原川」が流れているので、 > > 「字上大河原」というのは「大字河原」の峰を越えた旧波野村側なのかなと。 > このご指摘は貴重ですな。私の地図ではどのあたりに相当しますでしょう。今までも何度か > 「河原」という地名は見られるが、「上」というのが何を基準にした命名かと何度かここで > 書いたように記憶してますが。 > 滝水に対して上滝水は西側(阿蘇山に近い側が上??)、河原というのはこの地図では南の > 端の方ですね。とするとご指摘の地域というのは、中江地区の南の境界線である道の北側 > で、左の地図で大き目の文字で中江と書いてあるあたり(あるいは山崎と書いてある辺り) > とでもなりますでしょうか。もし前日から探索に行けたらよろしいのですが・・・。
この地図だと「河原」は右下の部分だけのように思われるかも知れませんが、 実は「高森町大字河原」は「阿蘇市波野大字中江」に隣接する広範囲に渡っております。 「市野尾」は「大字河原」の中の小字と思われます。 2万5千分の1地図では、小字は大字より少し小さなポイントで記されており、 かつ、小字は主要なものしか明記されていないものと思われます。
で、「河原川」の最上流は、その地図のさらに左側にあります。 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=49312155&slidex=0&slidey=1600 の、「大道」とその上の「・863」の標高点との間が河原川の最上流です。
> > などとあるのですが、住宅地図には岩下一之信さんのお宅は見当たりません。 > > ただ、「岩下●●」さんや「岩下○○」さんのお宅がありますので(一部伏字)、 > > ひょっとしたらこのあたりかも知れません。 > なるほどなるほど。左の地図ではどのへんに相当しますのでしょう。
その地図のさらに左側にあります。 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=49312150&slidex=2000&slidey=1600 の、「佐渡ヶ迫」の神社のあたりが岩下さんのお宅です。 そのあたりは実は「大字波野」なのですが、少し南に行くと「大字中江」です。
> > とりあえず文献調査としては今のところ以上です。 > > あとは、ナーギタ師に住宅地図を見ていただけば思い出していただけるでしょうか……。 > カレーオフのときに地図をお渡ししておりますが、他の車の後ろをついて走っただけだから > とおっしゃってました。はてさてわかるかどうか・・・。某自称べんごしセンセの、役場の > 先で左へ曲がって・・・ってぇご指摘と照合すると・・・。
「鳥越」の西南西あたりのほとんど「●」にしか見えない記号が波野郵便局ですね。 少し大き目の道路を挟んで西側にある「+」を盾で囲んだ記号が阿蘇市波野診療所です。 郵便局と診療所の間を通る道を南下するとすぐに三叉路にぶちあたりますが、 それを西に折れると、この地図には集落の記号しかありませんが、 神社との中間地点あたりに役場があります。 「左へ曲がる」というのは神社で左に曲がるということでしょう。 そして神社を通り過ぎてさらに「高柳」の文字あたりの神社に向かうと。
れれ、2つ目の神社と3つ目の神社(「高柳」の文字のあたり)の間に三叉路がありますが、 ゼンリンの住宅地図には「岩下一之信」さんのお宅があるではありませんか! まさかこのあたりにシャンバラ精舎があったとは思えませんので、 『オウム真理教とムラの論理』(朝日文庫)の該当箇所を読み返してみると、
> 山林は、岩下さんら村民二十人でつくる「緑の会」が十月に購入した。名目は「土地の有 > 効利用」だが、「教団による新たな乱開発防止」と「道場の内部視察」も可能にする一石三 > 鳥の名案だっが。逆に教団には、ノドに刺さる小骨となった。
などとありますので(70-71頁)、岩下さんのお宅とは何の関係もなかったのでした。 してみると、前述の「岩下●●」さんや「岩下○○」さんのお宅というのは、 シャンバラ精舎の同定上、何の意味もないということになります。 お騒がせしました。
ともあれ、「高柳」から「中江」、「山崎」、そしてさらに西へと、 楽しくドライブを続けることになるのではと思われます。
あるいは、「高柳」からすぐに大字中江に入らずに、 「下遊雀」方面を経由して、「阿蘇市」から大字中江に入るルートも考えられます。 と言いますのは、『オウム真理教とムラの論理』(朝日文庫)58-59頁には、 「遊雀小学校」で村民決起集会が開かれ、「約四キロ離れた教団の進出現場」 にデモ行進が行われたとあるからです。 なお、ネットで検索してみたところ「遊雀小学校」は現在は廃校となっており、 その跡地がどこかというのは実はよく分かりません。 しかし、「大字波野字遊雀」にあったことははっきりしております。 http://cyber.pref.kumamoto.jp/bousai/content/upload/p6_5_12・抵シ趣シ茨シ撰シ厄シ蛾仭陂・pdf
なお、ドライブの帰りは、わざわざ来た道を役場方面まで戻るよりも、 さらに西へ行って国道265号線に乗るのが得策かと思われます。
> 追記 > ふと思いついたのですが、上九一色村では町村合併にあたって村を南北に二分して、それぞれ > 別のところと合併するそうですね。カルマからすると、波野村の合併の際にそのようなことが > 行われていた可能性というのは無い?? すなわち現阿蘇市波の大字中江地区ではなくって、 > 現在高森町の河原地区の一部とか??? ←考えすぎ?
それはないでしょう。 旧波野村は分割されることなく丸ごと合併して阿蘇市になったはずです。
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