Message#4527 2006年7月24日(月)09時17分 From: 最古参 | |
| あべるさんのメッセージ(#4491)への返事
> 最古参さんのメッセージ(#4490)への返事 > > > 杏奈ちゃん、和井さん、あべるさん、山本さん、昨夜はありがとうございました。 > > また機会がありましたらよろしくです^^ > > 最古参さんってすごく目の綺麗な方だというのが第一印象。約束の「身体を柔らかくする > 方法」、必ず掲示板に書いてくださいよ!! 上のリンクに特別頁設けさせて頂いても。 > > 私って凄く身体が硬くて、前屈で手が床につかないんです。基本的なアーサナでも頭は膝 > につかない(または膝が曲がる)アーサナしかできないし(笑)。やっとマリーチで手が > 回るようになりましたが、現世のヨーガ教室に通いだしたものの教室で一番硬いくらいで > 手を背中で組むのは一方しかだめ。片脚を上げて足を持つ(何のポーズだったっけ?)も > 全然駄目。V字も駄目。蓮華座は組めるけどすぐに真っ黒けになって、それより一番問題 > は腰が入らないのですね。女性などでは軽度前傾的できれいに腰が入る人が多いですけど > 私は僅かに後ろに傾くくらいでまだ一番まし?? ヨーガ教室だと鏡があるのでわかり易 > いですけどヨーガの先生は鏡を見ないで自分で感じ取るのが本筋だと。確かにエネルギー > 上がりやすい角度を求めることは多少感覚的に理解できるかな〜って感じですが、思いきり > 腰を入れたつもりでも真っ直ぐがせいぜいで相当苦しいですね。反りの方のポーズもやって > みたりですが、やはり腰椎と股関節とハムストリングと全部硬いのか。故意に肉離れでも > 起こして硬い筋を切ってしまいたい衝動にかられてしまいますわ(笑)。 > > 最古参さんから言われた「自分がコンニャクだと観想する」って方法は、今日の研修会の > 間ずっと椅子に座ってやってたりして(他人は何と見たか・・・笑)。今度風呂にでも入って > おでんの鍋の中のコンニャクだと観想してみますかね(笑)。
先日はどうもです^^
まず、身体の硬さですが、 実はこれは心の柔軟さ、頭の柔軟さと関係しています。 ですから、身体を柔らかくしたければまずは心を柔軟にすることが早道になると思います。 お勧めは瞑想です。 座法が安定してないとのことですが、安楽座でも全然構わないと僕は考えます。胡坐ですね。 その状態で、アナハタの位置から糸が天にゆっくり引っ張られていくように胸を張ります。引っ張られ過ぎもよくありませんが弱くても糸はたわみます。ちょうどの強さで引っ張られてください。 そうするといい具合で腰も入ります。 日本人はどうも完ぺき主義の傾向があるので腰が弓なりに反ってないといけないイメージを持ちがちですが、アーサナの本質は「身体に丁度いい。具合のいい」なので無理は本末転倒になります。 その自分に丁度いい状態で瞑想に入ります。 瞑想法としては「見つめる瞑想」をお勧めします。
これは、目を閉じて自分の心の内側に集中して、心の動きや流れてくるイメージ(妄想)を一切の判断を加えずにただひたすら見つめ続ける瞑想です。
これを行うと心が安定して行き、柔軟性が増していきますので、徐々に身体も柔らかくなってきます。 本来瞑想は、これがメインディッシュなのですが、ここでは身体が硬い人の為にアーサナの準備として使います。 この瞑想を15分行ってからアーサナに入るといいでしょう。
よくアーサナを行う前にお風呂に入ってからやる方がいます。 これはお風呂上りの温まった状態が腱が伸びやすいことを利用してるのだと思いますが・・・これはよくありません。 理由として、 お風呂上りは血流がよくなっています。そこでアーサナを行うと血圧が急上昇する可能性があります。危険です。 次に、全ては波なので「温まって体が柔らかい状態」でアーサナを行うと「身体が平温、もしくは冷えた段階」で反動で身体が硬くなります。伸びたものは縮むのです。 ですから、軽い瞑想後(安定した状態になった後)にアーサナに入り、なるべく反動の波が少なくなるように少しづつ徐々に身体を柔らかくしていくことが実は早道だったりします。 身体は心の影響を受けているのでアーサナ中に自分がコンニャクになったイメージをするのは有効だと思います。 焦るのは絶対に禁物です。 また、ハタヨーガのインストラクターでも目指していない限り最低限の柔らかさで十分だと僕は考えています。 つまり、最低でも3時間の瞑想に耐えられるだけの座方安定性があれば十分だと。 これはさして難しいことではないと考えています。 何故アーサナなどがあるかと考えると、究極的には瞑想のためなので過剰な柔らかさなどは・・・あっても問題にはなりませんが、無くてもさして問題なし、と思います。 瞑想時に、それに影響が出ないような身体作りと自分の身体の声を聞くためにアーサナはあります。 が、 最終的な段階ではアーサナは必要では無くなるので(プラーナヤーマやムドラーなども)必要最低限の柔らかさで十分だと思うので焦らず頑張ってください。 焦りは逆に身体を硬くします。
以上、拙い説明でご理解いただけるか心配ですが、アーサナ頑張ってください^^
すべての世界に無数にいる人類や神々 あらゆる全ての生き物が、苦しみがなく 心身健康であり、つつがなく幸せでありますように すべてのよい願い事がかないますように (テーラワーダ仏教慈悲の瞑想より)
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