Message#4543 2006年7月25日(火)11時36分 From: 最古参 | |
| あべるさんのメッセージ(#4542)への返事
> 最古参さんのメッセージ(#4541)への返事 >
> 腰を入れることを強く意識せずに楽な座方で座った場合、寝てしまわないということは、 > シャヴァアーサナほどはリラックスできないという意味でしょうか。すなわちシャヴァアー > サナは緊張が緩みすぎ、腰を無理に入れるのは緊張が過剰にて、最古参さんがご指摘になる > 「楽な座法」で壁に背中が当たる姿勢くらいが中道であると。
実は瞑想中に寝てしまっても問題ない。 寝てしまうほどのリラックスがないと「座」として不完全です。 最初は寝てしまうくらいでいいのです。 徐々に眠らなくなります。
> > ただ、個人差があって、私の場合、達人座でのエネルギー上昇実験のところで申し上げた > ように、やや後屈気味で自分として「まだ一番腰が入ってる」姿勢をとらないと、ややも > すると緩みすぎの状態になるのではないかとも思うのですが・・・。
でもそれで緊張しては本末転倒です。 あべるさんにの中では「完成形」のイメージがあってそれ以外は「不完全」と考えてはいませんでしょうか? 繰り返します。 「座」「アーサナ」は「リラックスするためにあります」これで緊張しては瞑想になりません。
究きょう過程の瞑想では > シャヴァアーサナでも結構体験するものだと思いますが、理想的に腰が入った座法と、修行 > 段階が低い者がリラックスできていると感じる座法と、修行段階が進んだ方がリラックスで > きていると考えられる座法と、シャヴァアーサナと、そのへんの関係などどんなもんなん > でしょうね。
問題は「どの程度をしてリラックスといっているのか」ということですね。 ハッキリいって寝るくらいが理想であると言っておきます。 アベルさんはどうも「理想的に腰がはいる」ことにこだわりがあるようですが、インストラクターを目指しているのか、それとも霊性向上を目指しているのかでその「理想」は変わると思います。またその人の、いわゆるレベルでも異なります。 インストラクターを目指しているなら昨今の事情ではかなりのものを要求されますが、霊性向上のためなら「リラックス」できる方が優先されるべきでしょう。
シャヴァアーサナは完全な弛緩を体現するためにあります。本来的にはここでも意識は保っているべきですが寝てしまっても問題ありません。むしろそれくらいリラックスしてください。 「座」については過度な緊張があってはいけません。むしろ瞑想中に寝てしまうことがあってもいいくらいのリラックスがここでも必要です。しかし、意識を保っている必要もあるので多少の緊張もあったほうがいいのです。ですが、緊張に重きを置いてはいけません。
何故瞑想を行うかを考えてみましょう。そうすると僕の主張の意味が分るかと思います。
意識には3つの段階があると言われています。 1つ目は「起きている意識(表面の意識)」 2つ目は「夢を見ている時の意識(潜在意識。アストラル)」 3つ目は「夢さえも見ない深い意識(超潜在意識。コーザル)」
瞑想の目的はこの3つの段階を意識を保ったまま通過し、幻の第四段階 「トゥー・リア」に到達することにあります。 そしてこの幻の第四段階は各意識と意識との狭間にあると言われています。
ですので、「座」にはリラックスが求められるのです。緊張してては眠れません。 寝るほどのリラックスのなかに「トゥー・リア」が潜んでいます。 リラックスを作り出していかに眠りには落ちていかないか。 これが「腰を入れるのはほどほどに」と言う僕の主張の根拠です。
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