Message#5274 2006年9月18日(月)06時35分 From: あべる | |
| アベル掲示板一読者さんのメッセージ(#5271)への返事
> 「オウム真理教の教祖の麻原彰晃(あさはらしょうこう)の死刑が、裁判の手続き上、確定してしまった。私は、上祐(じょうゆう)というような人よりも、麻原のいる東京拘置所(とうきょうこうちしょ)のそばに今も密かに住んで、朝夕、麻原を拝んで暮らしているであろう数百人のオウム真理教の残党信者たちの方に、かすかに共感を覚える。 宗教や信仰というのは、本来そういうものだ。」 > http://soejima.to/ > 副島氏のサイトのなかの「気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板 」の副島隆彦氏の今日の書き込みの中でのオウムに関する部分ですが、信仰の持つ非合理さ、やっかいさというものを分かっている人の言葉だと思いました。
現代日本社会を覆う魔女狩り的ともいうべきオウム嫌悪の感情から離れて、冷静に一般の 市民として、宗教というものを「眺め」ながら抱かれた感想としては、まあある程度常識的 なものかもしれません。
ただし、上祐さんの「宗教改革」は、少なくともその理念においては、上記のような惰性的 「信仰」とは次元の異なるものであるかもしれないとの期待も抱く次第。
死刑囚となったお父さんの甘い思い出に浸って、イメージのお父さんを拝んでいたら解脱 悟りに達することができる?? 苦しみ迷える衆生と共に生きるボーディサットヴァへの道 を歩める?? 上祐改革路線も、旧態依然たる排他性、テレビ報道をありのままに見て 評価できない無智など問題点が多々目に付くところはあるものの、期待して見守ってみたい 前向きの理想を感じさせる部分はあると。少なくとも狂った死刑囚の思い出に没入する だけのグループよりはずっと明るさがあることだけは認める。
でも代表が筑紫哲也さんに対して「サリン撒けといわれたら撒いた」と答えたのは、「国土 法事件のとき重油積載トラックでの特攻テロ指示を止めた」という発言と矛盾しないの?? 麻原開祖の精神状態、訴訟能力に関してもただただ「お上のご判断」に恭順の姿勢で畏ま っているだけで、誰が考えてもおかしいものを正直に「おかしい」と言わないところには 代表派の姿勢に欺瞞性すら感じられる次第。
特に疑問を感じるのは、「代表派=脱麻原、反代表派=麻原回帰」と明確に正確な報道を 行ってきたTBS系報道を毛嫌いし、捏造ウソツキ手抜き番組の糞NHKを妙に持ち上げるような 信者指導の姿勢…、内部にM派崩壊を狙うスパイの存在すら疑ってしまうくらい不自然な んですよね。単にテレビ番組を虚心坦懐に見て正しく評価する智慧の欠如だけなんだろうか??
昨日のTBS報道特集は内容が濃かった。死刑判決確定の最高裁判断の大きな根拠となっ たといわれる麻原開祖の「発言」なるものの曖昧さを、非常に説得力のある証拠を提示し つつ丁寧に検証していた。あの番組見ていると、麻原開祖の現在の訴訟能力の問題のみなら ず、「事件」そのものに対してさえ、M派、裁判所、マスコミなどが我々に対して押し付け てきている構図への疑問を改めて感じされられてしまったほど。
http://niraleva.at.infoseek.co.jp/20060917a.wmv
制作者の意図からエスカレートしすぎた感想かもしれんけど。
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