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Message#5811 2006年11月22日(水)10時28分
From: YASU@パモ〜チャナ師日記ファン
 
ミラレーパとマルパの例
智徳の轍 wisdom and mercy
http://blog.goo.ne.jp/bodhicarya/e/d376aedd7d40201a96df9bc954bc024f
より転載



☆【(P)の説法】 / 2006-11-22


 たとえばAという苦しみを受けるカルマがある人にある場合、その人は逆にAという苦しみを人に与えるカルマもあるということがいえます。つまりその人はAというカルマの輪の中におり、普通はそこからなかなか抜け出せません。

 ここにおいて最もオーソドックスな修行としては、自力で、Aという苦しみを受け、そして自分はAという悪業を起こさないということによって、Aというカルマから脱却するということができます。

 しかしここに偉大な聖者がいた場合、この聖者は弟子のカルマを見抜き、そのカルマの輪に介入することができます。
 たとえば、弟子に命令をして、あえてAという悪業を起こさせることがあります。
 これにより弟子は一時的に、より一層苦しみが増大します。
 しかしもともと弟子は、師に命令されようがされまいが、Aという悪業を為すカルマがあったのです。それを『聖者である師の命令によって為した』というカルマに変化させることにより、その弟子は師と強い絆が生まれ、その悪業を契機として、一気に解放に向かうことができるのです。

 たとえばこれはミラレーパとマルパの例などが、典型的な例です。

 しかしもちろんこれができるのは、相当偉大な聖者ということができるでしょう。

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なんか、麻原開祖と事件を指示されてやった高弟方を連想します。
でも、指示されてやらなかった弟子は良いのか悪いのか・・・?

それに、裁判で多くの高弟はグルへの帰依を無くしています。
これでは「カルマから脱却」出来たと言えない気がします。
一方、
いまだに、帰依を維持しているのは、ミラレパ正大師とクシティガルバ正悟師だけです。
彼らは未来生において、
お釈迦様の2大弟子、サーリプッタ長老とモッガラーナ長老みたいになるかも。


少人数の密教グループのグルは、
こうしたマルパ=ミラレーパのような師弟関係が可能なんでしょうけどね。

大人数になると動きがとれなくなって、オウム真理教のようになると・・・。
かつて、開祖は「大乗に金剛乗を乗せてある」とか言っていました。
やっぱり、大乗と金剛乗の両立は無理だったと思いますね。

わたしでも、指示されたらやっていたかも。
で、裁判になったら、
「麻原にダマされた〜」「あの糞爺〜」などと叫んでいるとか。(藁)


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