| 尾崎 愛さんのメッセージ(#5968)への返事
> 楽しいレスをありがとうございます^^
そうですね、レスしてる自分が一番楽しいかも。w
> そうなんですか!! 今、主流になっているのが追加修正、施されているものなんですか??
いえ、まあ二昔前、と言っておきましょう。 大巨匠の時代の話です。 今は修正が除去されたものが主流です。 ジョナサン・デル・マー校訂のベーレンライター版が代表格ですね。
考えるに、尊師の交響曲に関して、 未だ尊師は、壊れてはいるけど一応生きていて、 初演はつい10年ほど前の話で、 それから10年少々たった現在の我々が、 4管を2管に縮小して云々、という話をしていると。 考えてみたら、改変しようとしている人たちがいる、ということは、 まだこれらの曲の歴史が浅いってことなんですよね。
> おおっ。すばらしい!! 今度是非見に行きたいので、コンサートのスケジュールを教えてください^^ 本当に行きます!
そうですね。じゃあこちらでも告知しますから、 是非見にいらして下さい。
> ピリオド奏法っていうのと一緒ですか??
そうそう。それです。 ただ、ピリオド奏法という言葉を使うと、 全時代について、それぞれのピリオド奏法があるわけでして、 古楽器奏法と言っておけば、これはモダン楽器より以前の楽器の奏法、 という少し厳密な定義となるものですから、 あえて古楽器奏法という言葉を使いました。 ピリオド、というのは「その時代の」という意味ですからね。 例えば、武満なら武満のピリオド奏法がある、ということになります。
> なんか、一見すると簡単そうだけど、その分綺麗な音を出すのが難しそう・・・ > ボーイングをきっちりしないと、要はビブラートでごまかせないって事ですよね(^^;
そうです。まずボーイングが重要なのです。 メッサ・ディ・ヴォーチェも自在にできるようにしなければなりません。 少し簡単なやり方としては、弓を短めに持つ、というのもありますよ。 これ、手っ取り早いかも。w 当然、音程を揺らせない以上、音程の正確さも必要です。 じゃあ素人には無理か、と言われても、 当時の素人だってその方法で弾いていたわけですから、 今の素人だって、素人だという理由で避けるのは卑怯というものです。(笑)
> そうなんですか?? ビオラとチェロはそうするとどうなるんでしょうか??
左低弦型と右低弦型があります。 ちなみに、第9に関しては2楽章に時計回り進行がありますので、 左低弦型にしておく必要があります。 そういう事例以外は、まあその時の都合と指揮者の好みでしょうな。
> どんな感じにしあがるのか、なかなか想像できません(^^; > 私ももっと勉強&練習しなければ!!
ロジャー・ノリントン指揮シュトゥットガルト放送交響楽団の ベートーヴェンのシンフォニーをお聴きになると一発でわかりますよ。
一度私のホームページにもお越し下さい。 ヤフーで、「ピリオド・アプローチの部屋」と検索すると、 筆頭で出てまいります。
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