聖者ぼんちリンポチェさんのメッセージ(#12457)への返事 > そう考えると、信仰心を持っている日本人の半数以上は、 > おそらく浄土系方式でどうにかなる人たちなのです。 > 「有難い」の意味が「恐れ多い」のソフト系にしかなってないわけですな。 浄土系と、キリスト教を代表とする一神教(ユダヤ・キリスト・イスラム)との類似性に ついては、一寸過剰に類似性を描いた出家とその弟子などでも特に指摘されてるところ だと思いますが、「絶対神への絶対帰依」という姿勢は一神教にこそ特有のものにて、日本人 特有のものではないと思います。 > 内容を知ろうとしないばかりか、 > 知ろうとすると仏罰が下るんじゃないか、と恐れているばかりです。 ぶっちゃけた話、本質的な部分を下々に知られてしまったら、「金を巻き上げる」もとい 「衆生に功徳を積んでいただく」という「宗教団体」の目的遂行もとい衆生済度、衆生の 利益だけを考える慈愛の心にとって障害になるからではないでしょうかw。 いえ、決して宗教団体を批判しているのではありません。悪業にまみれて貪り多く無智な 衆生が中途半端に本来の教義を学んだりした場合には、彼らの利益とはならない疑念が 生じるだけで百害あって一利無し。 単にこういうことなのでありませうw 昔は素人が聖書を読むことすら禁じられていたと。現在はそれが行き過ぎというか、アホな 聖書解釈で輸血拒否なんていうキチガイもいるわけですから、物事何事も中道が肝心にて、 ある程度は「よらしむべし、知らしむべからず」的な部分にも評価できる面があるのかも。 一言でいえば、妄信もとい絶対帰依を貫いた人はそれなりにたすかっているかと。 現世にも似たような話あり 患者が中途半端にネットで病気の知識を仕入れて生兵法で枝葉の情報に一喜一憂して医療不信 を益々募らせている。昔のパターナリズムの方がずっと患者の利益になっていた。(もしも 医療事故起こしても有難うございますで済んでいた・・・独り言)っていう世間の多くの医者の 思いとも共通するのでありましょう。政治家なども同じような思いなんでせうな。 > 大半がこうなってしまう日本人の性質。 先にも書いた通り、キリスト教こそ絶対神への帰依だけを要求する信仰姿勢が一層顕著だと 思いますから、人類一般の問題では? > その無知さにつけこんで信徒支配をもくろんだ僧侶と、 > それを利用して人間支配を意図した為政者、 > そしてそれに抵抗し、改革しようともしなかった民衆の責任は、 > やはり重いと言わざるを得ないでしょうね。 ほんまにどっちもどっちというか、中道ってむつかしいですよね |