Message#30478 2010年1月9日(土)02時49分 From: セイラ 返事 削除 変更 「ミャンマー・ファイル」“信じる心” 翌日夕方雛見沢村オン板分校に向かった。 (捕まったら何が何でも死刑にされてしまう。 篭城して、人質救出しているすきに逃げ出そう。 親睦会の日まで逃げておこう。いざとなれば自爆しよう。 「自爆テロって、あんたはアルカイダか」って突っ込みはなしね)と ひとりでノリツッコミしているうちにオン板分校が近づいてきた。 教室には、ホホホホホが口癖のトラップのアベルもいた。 にぱ〜☆が口癖のセイラもいた。 口先の魔術師の異名を取る眠々党の前原圭一もいた。 ついでに言うなら、ミャンマー人の口癖は「かぁわいぃぃぃぃ。お持ち帰りぃ〜♪」である。 ミャンマー人は学校を篭城し分校の生徒達を人質にしようとしたが、 分校の生徒達の作戦が開始された。 まずトラップのアベルが仕掛けられた爆破装置を外してしまった。 「ミャンマー人ちゃん、私はトラップのアベルですのよ。ホホホホホ」と高笑い。 慌てて装置を確認に行ったミャンマー人を圭一とセイラが追いかけた。 セイラは「圭一、ここは任せて。みんなを解放してきて」とガキ声で言い、 ミャンマー人に向かっては「おいで鉈男。遊んであげるよ」と低いドスの効いた声で話した。 やがてミャンマー人と前原圭一が校舎の屋根の上で対決。 ミャンマー人の振り下ろしてくる鉈を圭一が金属バットで受け止め応戦。 金属バットが吹っ飛ばされ、鉈が圭一の喉元に当てられた。 その途端、ミャンマー人の目から涙が溢れた。 「できない。良い日本人に何もできない(TT)」 「ミャンマー人ちゃん」と圭一は説得した。 「どうして、日本を日本人を信じない?信じれば何も不安なことなんてない。 たったひとりの人間のために、どうして日本人全員を疑ったりする?」 (そうだな、どうして全員を疑ったりしたんだろう?いつからこうなったんだろう。 喉が痒くなった頃からだ・・・こういう考えかたを木を見て森を見ずというんだ。三人の盲人の話でもあったな)とミャンマー人は日本の格言と仏教話を思い出した。 ミャンマー人は屋根から降りていき、恐喝未遂容疑で逮捕された。 ・・・あなたは信じられますか?・・・ ナレーションで最後につけていたこのセリフ。 ・・・あなたは人を信じられますか?・・・と問いかけていたのです。 大切なのは「信じること」「コミュニケーション」 それは国が違えど同じ事。 次回は裁判編。 祈りましょう。 悲劇のミャンマー人に幸あれ。 祖国を離れた地で悲劇に遭遇し、かわいそ、かわいそなのでしゅ。 貴重なご投稿が流れてしまったので再掲します。 |