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| Message#38830 2010年9月22日(水)23時33分 From: 元P師のブログより |
| 元P師のブログより |
| これは危うい 2010-09-17 15:28:05 テーマ：今思うこと 私が聞いたところによると、昨年一年でalephに新しく入会した人は、全国で百名程度だという。これは宗教団体として決して多い数字ではない。しかし、前身がオウムであるalephにおいて、いまだにこれだけの人が新しく入会するというのは、信じがたい事態である。 そして、私がalephに入会しようとして思いとどまった人から直接聞いた話だが、教団を隠してヨーガスクールなどを開催し、そこから取り込んでいく活動を現在も行っており、思いとどまった人は、そこから勧誘されていった。 道場に連れて行かれ、ビデオをいろいろと見せられた。そして、事件は陰謀であり、教団は関与していない、と説明された。そして松本死刑囚は類まれな魂であり、私たちの行っていることが唯一正しいことであり、他は間違っていると言われ、挙句の果てには、ここで入会しないとあなたは地獄に堕ちると脅された。 ダミーサークル、陰謀論、選民思想、他の排斥、宗教的脅し、教団は以前となんら変わっていない。以前よりさらに閉鎖的になっているから、始末におえない。近頃は麻原信仰を堂々と打ち出しているようなので、 これは危険な兆候が出ている。 私は現在のalephが、以前のような事件を起こせるとは思わない。人、物、金が当時と同じようにそろうことはないだろう。だから、サリンを製造したり、噴霧したりということは、ほぼ不可能であろう。しかし、狂信的な人間が増えてくる危険性は高い。そういう人たちが、妙な事をしでかしてしまう危険性はあると思う。現在の勧誘のやり方を聞いて、これは全く安心できないと感じた。 私は以前から教団に残っている人間が脱会できないのは、やむをえない部分もあると思う。いまさら外部に出たところで、生活をしていくのは大変である。親元に帰れという人もいるが、帰れない人も多くいるはずである。私自身は親との仲は良いほうで、よく連絡はとっている。今年は数十年ぶりに親子で墓参りにいったくらいである。しかし、私もわけあって親と一緒に生活することはできない。親と完全に縁が切れている教団にいる人間も少なくないと思う。だから親元に帰れということを言われても、なんら説得力がないケースも多い。 また、自分が信じ込んでいたものを否定するのは、実に大変なことである。自分自身を否定することであり、それはほとんど自分を殺すことに等しいくらいである。本来の修行は、そういうことを乗り越えていくものだが、今教団に残っている人たちは、そこまで自分を見つめていくことができない。それをしてしまうと、自分が崩壊してしまうことになり、それに耐え切れないのであろう。よって、以前からいる人々が残るのもどうにもならないところがある。 しかし、新しい人が入ってくるのは別である。新しい人々には、事件は教団がやっていないという話をして、尊師はすばらしい存在で、唯一絶対である、などということを説いていく。今は混乱した世の中だし、事件の記憶があまりない、もしくはほとんど知らない世代も増えてきているから、そういう人が救いを求めて、alephに入会しないとも限らない。しかし、所詮は迷妄に覆われてしまった集団であるから、そこで解脱や悟りなど得られることもなく、真の幸福に導かれることもない。私はalephの教えを学び、実践して幸福だという人もいるだろうが、それは無理をして思い込んでいるにすぎない。世の中には、もっときちんとした宗教や精神世界の団体や指導者がごまんといる。alephが唯一絶対としている人たちは、まさに井の中の蛙大海を知らずと言わざるを得ない。 彼らが活動をし続けるのは勝手であるが、少なくとも昔ながらの勧誘の仕方などは止めてもらいたい。そして、以前からいる人々で、迷妄の中でひたって世間に迷惑をかけずにひっそりと活動をしてもらいたいと思う。 http://ameblo.jp/ommanipemehum/entry-10651076805.html |
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