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| Message#38390 2010年9月14日(火)02時32分 From: ＹＡＳＵ |
| 智慧と信仰 |
| http://blog.goo.ne.jp/bodhicarya/e/da8da883f542f2429180def63edfa0f8 ☆【（Ｐ）の説法】 / 2010-08-28 智慧を高めて行くと、信仰のすばらしさに気づく。 信仰を高めて行くと、智慧が磨かれる。 その智慧をさらに高めて行くと、より純粋な信仰の意味に気づく。 その信仰をさらに高めて行くと、より高度な智慧が現れる。 この繰り返し。これが魂の進化のプロセスではないかと思う。 今生のスタートが信仰なのか智慧なのかは、その魂のカルマや習性によって決まるだろう。 ちなみに私は智慧が先だった。信仰は嫌いだった。 しかしその後、信仰のすばらしさに気づき、またその追求によって、以前の自分の智慧がいかに狭い世界のものだったのかがわかった。 真に向上心のない者は、このどこかで停滞する。 あるいは後退する。 後退の場合、それが後退だと気づかない場合が多い。 たとえば信仰から一つあるいは二つ前の智慧に後退した場合、 「私は空の真の意味、信仰の無意味さに気づいた」 などと錯覚してしまう。 ただ不純になっただけなのに。 あるいは智慧から一つあるいは二つ前の信仰に後退した場合、 「私の信は高まった」 などと錯覚してしまう。 ただ自分を守る殻が厚くなっただけなのに。 また、どこかで停滞する者は、その場所にいる時間が長くなるので、その自分の見識を絶対視しがちになり、そこから向上するのがより難しくなってしまう。 まあつまり結論を言うならば、 「自分は本当に最高に純粋な信仰を持ったことがあるのか？」 「自分は本当に、完全なる智慧を得ているのか？」 これを常に自問自答し、この「最高に純粋な信仰」「完全なる智慧」を目指して、日々精進することだ。 そして今の自分の考えや理解がすべてだと思わない。 自分はまだまだだ。 そして自分の前には、無限の可能性が広がっている。 それは宇宙に偏在する絶対なるものにつながるほどの、無限の可能性だ。 それを思いつつ、自我を捨て、リラックスしつつ、肩の力を抜いて、全力で極限に修行し、生きるのだ。 ダルマに巡り会った素晴らしい幸運について涙を流しながら喜びつつ、いつ死ぬかもわからぬ現実を心にとめ、瞬間瞬間を全力で生きるのだ。 決して、「俺はわかった」「俺は終わった」などと思ってはいけない。 君がすべてをかけたダルマとは、その程度のものではないだろう。 謙虚に、明るく、全力で行こう。 また、他者の批判は決してしないことだ。 自分を成り立たせるために誰かを批判するなどということは、情けないことだ。 誰かを批判してもメリットは何もない。 自分がけがれるだけだ。 他者を批判したいと思う心は悪魔の罠である。 そんな暇があるならば、自己を省みて、そんな批判心が出る未熟さを嘆け。 周りのものがけがれて見えるのは、君の心が貧しいからだ。 心からの笑顔で、すべてを愛し、限りなき精進をしよう。 話を戻すが、 信仰が高度に純粋化されないと、次のレベルの智慧は現れない。 智慧が高度に磨かれないと、次のレベルの信仰の真の意味には気づけない。 これは私の個人的経験です。 パモ〜チャナ師がブログを、 久しぶりに更新なさっていたので、転載しておきます。 |
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