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| Message#18175 2008年12月5日(金)20時46分 From: てんさいくん |
| あれふ |
| 平成20年11月29日 公安調査庁長官 柳 俊夫 殿 団体名 A l e p h 主たる事務所の所在地 埼玉県越谷市×××× 運営委員会共同幹事 上田竜也 運営委員会共同幹事 松下孝寿 要 請 書 本年11月25日、埼玉県八潮市××の本団体関連施設に対して立入検査が行なわれたが、その際に、貴庁調査官・M.K.氏による不当な調査活動があった。再発防止を求めて、本書面を呈するものである。 事実経過は以下の通りである。 （１）M.氏は、本件立入検査の終了間際に（終了時刻は16時57分）、本件施設の１階台所付近の廊下において、本団体出家会員・Aを呼び止めた。 （２）AがM.氏のところに行くと、電話番号を書いた紙片をAに渡すとともに、５００円硬貨を取り出してAにつかませようとした。Aは頑なに拒んだが、M.氏はかなりしつこく、ついには無理矢理に手に握らせた。 （３）しかし、Aは最終的には断り切って、硬貨については、何とかM.氏に返却した（添付資料は、Aが無理矢理に手渡された紙片の複写である）。 （４）後になって、Aは何の躊躇もなく自分を買収しようとしたM.氏の姿勢について、｢人間としての尊厳を否定されたようで悲しかった｣と述べている。 （５）その後、本団体法務部が調査したところ、M.氏はこれまでにも＜M.K. 090-****-**** *****@********.ne.jp＞と記載した名刺を用いて不特定多数の会員に接触していることが明らかになった。 これまで、本団体としては、再三にわたって、貴庁調査官が本団体会員と接触し、公安調査官としての立場を利用しつつ、金品の授与と引き換えに、情報を引き出そうとする調査活動について、中止するよう要請してきた。本年7月13日付け、K.M.氏によるBに対する接触の件、本年9月9日付け、O.K.氏によるC夫妻に対する接触の件などである。 しかし、その傾向は一向に改まっていない。今回のM.氏の問題は、これまで本団体が要請してきたのと同根の問題である。Aが｢人間としての尊厳を否定されたようで悲しかった｣と言っているように、人間としての尊厳を軽視するような不当な調査活動である。 加えて、今回のM.氏の行為は、立入検査中に行なわれたという点において、通常の買収・工作活動とは性質を異にしており、さらなる不当な側面があることを指摘しなければならない。すなわち、立入検査中は、会員は必然的に施設内にとどめ置かれる形になる。その言わば逃げ場のない状態において、確実に会員に接触を図り、その場で現金をつかませ、内通行為への協力を強要するという露骨な手法を用いた。これは立入検査中以外の通常時の買収・工作活動よりも強要の度合いが大きいと言える。また、立入検査の本来の規定においては、いわゆる “協力者工作”が検査内容に含まれないことは言を待たず、M.氏の行為は立入検査権の濫用と言わざるを得ない。 今回のM.氏の行為の著しい不当性が、貴庁において十分に認識され、今後、再びこのようなことがなされないよう、本団体として厳重に要請する。 以 上 |