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■235 / inTopicNo.1)  カナリア
  
□投稿者/ 山本英司 -(2005/03/14(Mon) 02:47:46)
http://www.shirous.com/canary/
    この掲示板には初めてになりますね。

    で、情報公開請求シリーズと同じく掲示板の流れを無視した長文投稿となりますが、
    失礼の段はお許しいただきたいと思います。

    ということで、公開初日の3月12日、映画『カナリア』(塩田明彦監督)
    http://www.shirous.com/canary/
    を観にシネ・リーブル梅田まで行ってまいりました。
    私が入ったのは13:20予告編開始の2回目の上映でしたが、
    客の入りは半分程度、いわゆるアート系の映画館としてはまあまあというところでしょうか。

    それにしても、上記のサイトから予告編がストリーム配信されていますが、
    それを見た段階では、と言うより科白や歌声を聞いた段階では、
    「何だかなあ」という感じだったのですが、
    まあ、オウマーの義務ということで劇場に足を運んだ次第です。

    で、感想ですが……。
    ちょっとこれは、お薦めできませんねえ。
    まずもって筋運びが荒唐無稽なのはもとより、
    こんなに「オウム寄り」でいいのかな? と。
    あと、結局これって自己満足じゃないの? と。

    カルト教団「ニルヴァーナ」から「保護」された主人公・光一が、
    自分を置き去りにして祖父が引き取っていった妹・朝子を取り戻すため、
    関西の児童相談所を脱走する、というところから話が始まるのですが、
    なんで裸足で田舎道を走っていくのか。
    やがて廃校で運動靴とドライバーを手に入れ、
    そのドライバーは物語の中で重要な役割を果たすようになるわけですが、
    ちょっとこういう不自然な演出はいただけませんねえ。

    やがて光一は援助交際をしている家庭的に恵まれない少女・由希と出会い、
    ともに東京を目指すことになるわけですが、
    そのあたりの展開は「お約束」だから許せるにしても、
    由希が12歳の裸を「オッチャン」に見せることで2万円(だったと記憶する)
    を稼いだ後、「行ける所まで電車で行こう」と電車に乗り込んだ後、
    田舎道を歩くシーンに続いていくわけですが、何で途中下車するのか全く理解できません。
    JRの東海道線に乗れば東京まで辿り着けるではないか!

    それから何とかして2人は東京に辿り着いたわけですが、
    娘(光一の母)がテロ事件の犯人ということで世間のバッシングを受けた祖父(と妹)
    はどこかへ引っ越してしまっていて行方不明で、
    お金が底をついたこともあり由希は援助交際をしようとするわけですが、
    そうはさせじと援助交際相手が運転する自動車を光一が追いかけると。
    ひどく渋滞しているとか1ブロック先の交差点で信号待ちとかならともかく、
    そんな数ブロックも普通速度で先行した自動車に人間の足で追いつけるわけがありません。

    そしてラスト、以下ネタばれになるので何ですが、
    母が集団自殺したことを知って光一は嘆き悲しむわけですが、
    いくら苦悩したからと言って一気に白髪になどなるわけがありません。
    これから生えてくる部分について色素が無くなるということはあり得るにしても、
    既に生えてしまっている髪の毛の色素がどうやって抜けるのか。
    いっそ髪の毛が全部抜け落ちてしまって禿げてしまうというのなら分かるのですが。

    そして最後、祖父から妹・朝子を「取り戻し」た光一は由希と3人で歩いていくわけですが、
    この現代日本で子どもだけ3人でいったいどうして生活していくのでしょうか。
    「解決策」としては全く非現実的であると言わざるを得ません。
    昨年話題になった映画『誰も知らない』(是枝裕和監督)と同様、
    一番下の妹を死なせてしまうというのがオチでしょう。
    あるいは、これまた『誰も知らない』のラストで暗示されていた(?)のと同様、
    一番上の少女が援助交際で稼いでいくというのが「現実的」な解決策です。
    それをこの映画は「現実」へのオールタナティブとして提示しているのでしょうか?

    荒唐無稽さを寓話として「好意的」に解釈するならば、この映画のテーマは
    「なぜ我々の社会はオウムを生み出したか、そして今後も生み出されるのか」でしょう。
    ラストの祖父からの別離は「出家」の象徴として描かれたものでしょう。
    それがどんなに非現実的に見えるとしても、そうせざるを得ないほど、
    現世は「汚く」、生きづらいということなのでしょう。

    この現世の「汚さ」、生きづらさというのは、
    例えば祖父の家が「謝罪しろ」「親として責任を取れ」などといった落書き
    で埋め尽くされていたことにも暗示されています。
    「社会復帰」しようとしても、世間の側がそれを許さず排除しようとすると。
    一方、カルト教団「ニルヴァーナ」は、教義に背いた光一が折檻を受けるなど、
    いわゆるカルトによる人権侵害な側面も描かれているものの、
    むしろ温かく描かれているようにも感じられます。
    祖父の引越し先が知れずに途方に暮れる中、偶然(それにしても偶然が多すぎる!)
    子供班の教育係だった男(カンカー・レーヴァタ正悟師にちょっとだけ似ている)
    に出会うわけですが、その胸の中に飛び込んでいった光一の姿には、
    単なる教団内での上下関係に留まらない信頼関係が感じられます。
    (人によっては「マインドコントロールが解けていない」と言うのでしょうが。)
    そして、元信者たちが肩を寄せ合って営むリサイクル工場(コスモリサイクル!)
    こそが、この映画の中で最も生き生きと心安らぐ様に描かれているのには、
    「こんなに『オウム寄り』でいいのだろうか」と他人事ながら心配になったほどです(笑)。
    また、エンディングに流れる音楽は尾崎豊を髣髴とさせるものがあり、
    それはすなわちアーナンダこと井上嘉浩を髣髴とさせるものでもあります。

    そしてラスト、これまたネタばれなので何ですが、
    家族というものを取替えのきく道具か材料のように思っている光一の祖父を、
    由希がドライバーで殺そうとするのを白髪になった光一が押し止め、
    祖父に対して「我は汝を赦す者なり」と語りかけるわけですが、
    この古風な言い回しは明らかに寓話として提示されているわけです。
    白髪もまた、「解脱」の象徴として提示されているのでしょう。
    しかし、「赦す」とはまたあまりにも傲慢な言い草であると言わざるを得ません。
    自分が「上」であることを前提とした上で、なおかつ、
    「赦す」ことが出来るほど人間が出来ていることを誇示しているわけなのですから。

    しかしそれよりも私は、ここに塩田監督の密かな願望を感じ取ってしまうのです。
    光一たちの親の世代にあたり、「自分もオウムに行っていたかも知れない」とともに、
    「オウムを生み出してしまった側」でもあると自覚しているであろう塩田監督は、
    この一言を言ってもらいたかったがために映画を作ったのではないか。
    そうだとすると、この映画は、あえて自らの加害者性を強調するまさにそのことによって
    加害者性から免責されようとする戦後知識人の系列に連なることとなります。

    しかし、今求められていることは、アリバイ作りではなく、具体的な対案の提示のはずです。
    その対案が、それと明示されてはおらずあくまで私の「深読み」に過ぎないわけですが、
    野垂れ死にもしくは援助交際というのでは絶望的に過ぎます。
    あるいは、「絶望的な状況であることを自覚せよ」ということなのかも知れませんが。
    それを言うならば、一見して下手糞な台詞まわしや痛々しい歌の場面も、
    ブレヒトの言うところの「異化効果」を狙ったものかも知れません。
    そのようにして「擁護」が可能であるとは言え、
    しかし「擁護」を必要とする映画であるという事実には変わりがないように思われます。

    よって……「物好き」以外にはお勧めできない映画と言わざるを得ません。
引用返信 削除キー/
■238 / inTopicNo.2)  Re[1]: カナリア
□投稿者/ あべる(野次お馬〜♪) -(2005/03/14(Mon) 21:14:46)
    No235に返信(山本英司さんの記事)
    > この掲示板には初めてになりますね。
    ようこそお越しくださいました。今は亡きオウマー業界の頂点に君臨していた偉大な
    掲示板の常連の方々にもどしどし来て頂けたら幸いなのですが、山本さんは当板にも
    以前からお越しくださってますが、これからも一層よろしくお願い申し上げます。

    とめ師匠のおかげで、今までで最高の機能性と使いやすさを備えた板になっていると
    思います。長文投稿も極端にいえば無制限にでも設定できますので、浣腸様のために
    求めた機能のようなものです。また、試作画像掲示板では更なる進化を目指して、進化
    を熟読しつつ、より高い世界をめざして修行も続けております。いまだ試作板は魔境の
    段階ですが(笑)。

    一応の完成形ともいえる現行板の時系列表示の場合、時系列での使いやすさはオリーブ師匠やおがわさんのために、記事修正は自分のために(慌て者で誤字など日常茶飯事のため)、そして長文機能は浣腸様のためにと、掲示板に集ってくださる全ての魂のお役に立てるよう当掲示板管理人は日夜努力させて頂いておりますので、なにとぞごひいきにお願い申し上げます。

    ただ、年表の続編、どこにありましたっけ。パクってアップしようとしたのですがどこにあったのかわからなくなってしまいまして・・・。

    > で、情報公開請求シリーズと同じく掲示板の流れを無視した長文投稿となりますが、
    いえ、それこそが当掲示板の趣旨にも合致して、たいへん嬉しいご投稿です。全ての魂の救済を願う方々、そして我が国の公共の安寧を願って日夜ご努力賜っておられる公安警察や公安調査庁の方々に対しても、現在のオウムおよびオウム周辺の情報を提供させていただく一助になれば、一市民として嬉しい限り。勿論日本国の場末のサブカル業界の片隅における動きまでを観察しておられる工作員の方々に利用していただくこともOK。とにかく当掲示板のモット〜は、融通無碍のお気楽掲示板ですから何でもありです。
    勿論当板の一つの特徴でもある下ネタも歓迎。個人情報晒しといわれの無い誹謗中傷だけは禁じ手ですが・・・。

    > ということで、公開初日の3月12日、映画『カナリア』(塩田明彦監督)
    > http://www.shirous.com/canary/
    > を観にシネ・リーブル梅田まで行ってまいりました。
    あらら、いつまでやってるのでしょう。来週は別のところに行かないといけないのですけど、是非みてみたいと思ってました。

    > で、感想ですが……。
    > ちょっとこれは、お薦めできませんねえ。
    > まずもって筋運びが荒唐無稽なのはもとより、
    > こんなに「オウム寄り」でいいのかな? と。
    > あと、結局これって自己満足じゃないの? と。
    これって隠れオウム信者疑惑とまで言われる某ワもといタレ目監督(笑)のドキュメンタリーよりもオウムよりなんですかぁ。
    (それは素晴らしい素晴らしい素晴らしい、石井監督の地獄みたいな否定的映画だろうと思ってたけど・・・題名からして某虚言癖との噂の方や某****関係疑惑の方とか
    某べんごしあたりが噛んでるのかと思ってた・・・、それほど肯定的な内容なら信・帰依を
    培うためにも是非とも見よう・・・笑)

    カッコの中は、まともな常識人の方には見えません

    追記:でも疑念・揺れの危険を逆に感じそう・・・

    > カルト教団「ニルヴァーナ」から「保護」された主人公・光一が、
    > 自分を置き去りにして祖父が引き取っていった妹・朝子を取り戻すため、
    「晃」と「麻」に関係ある名前・・・サブリミナル効果をねらってるのかも。怪しい。

    > なんで裸足で田舎道を走っていくのか。
    風呂屋〜健康ランドで逃亡防止のために下足札預かるみたいに、逃亡防止に靴を取り上げ
    てるとか??

    > やがて光一は援助交際をしている家庭的に恵まれない少女・由希と出会い、
    由希ちゃんがヤってるシーンもリアルに描写してほしいものですね。他のシーン要らん
    くらいと。

    > 由希が12歳の裸を「オッチャン」に見せることで2万円(だったと記憶する)
    > を稼いだ後、
    そんなガキの裸に2万円も出す香具師がおるんっすかねえ??信じられん。
    出さないよね?>にしおじさんとか

    > JRの東海道線に乗れば東京まで辿り着けるではないか!
    バスならもっと安いし、昼間の普通座席のならもっと安いですよね。

    > それから何とかして2人は東京に辿り着いたわけですが、
    > 娘(光一の母)がテロ事件の犯人ということで世間のバッシングを受けた祖父(と妹)
    > はどこかへ引っ越してしまっていて行方不明で、
    ひょっとすると光一の母というのは、某語学堪能で驚異的クンバカ時間を誇るステージ
    高き某ダンサ〜の女性だったりして。

    > お金が底をついたこともあり由希は援助交際をしようとするわけですが、
    12歳のガキとですかぁ? 第一そんなの買ったら犯罪でしょ?

    > そしてラスト、以下ネタばれになるので何ですが、
    > 母が集団自殺したことを知って光一は嘆き悲しむわけですが、
    そうそう、誰も相手にしてくれないから最近は言ってなかったけど、マジで、オウムって
    集団自殺の危険性は否定できないのではないかと思うんですけどねぇ。誰も信じてくれ
    ないですが・・・。

    > いくら苦悩したからと言って一気に白髪になどなるわけがありません。
    恐怖で一瞬にして白髪になったって話を聞いたことありますけど、実際どんなもんなん
    でしょうかね??

    > そして最後、祖父から妹・朝子を「取り戻し」た光一は由希と3人で歩いていくわけですが、
    凡夫外道の手から妹を取り戻して、救済の道を歩くって意味なんですか???

    > 一番上の少女が援助交際で稼いでいくというのが「現実的」な解決策です。
    > それをこの映画は「現実」へのオールタナティブとして提示しているのでしょうか?
    出家してしまうって道は??

    追記:山本さんが遥かに深く考察してられました

    > ラストの祖父からの別離は「出家」の象徴として描かれたものでしょう。
    > それがどんなに非現実的に見えるとしても、そうせざるを得ないほど、
    > 現世は「汚く」、生きづらいということなのでしょう。
    特定カルトへの「出家」でなくとも「現世」「娑婆」からの逃避というと否定的と叱られるかもしれんけど、「私は現世を捨てて家を出る 私は出家し離解脱したいんだ〜ビック生活は楽し毎日だ・・・以下17分(笑)」、って、ようするに現世を穢土として欣求浄土って方向性を打ち出してると?? でも理想のシャンバラなんて山の彼方にも無いわけですよね。青い鳥もいない。オウムを否定したはずのカナリヤがあれですもん。←こういう意味でオウムが作ったあてつけ映画?

    > この現世の「汚さ」、生きづらさというのは、
    > 例えば祖父の家が「謝罪しろ」「親として責任を取れ」などといった落書き
    > で埋め尽くされていたことにも暗示されています。
    まあ、「オウムは謝罪してない」と馬鹿の一つ覚えみたいに言ってオウムを非難攻撃していた世論が「謝罪」がなされてからも全然変化しないとか、ダミーサークルでオウム女の色仕掛けで騙して釣り上げられた純真な青年が、オウムが謝罪した後も一部の方に
    煽られてか「まだ謝罪が足らん」ということからエスカレートして逆に世間から叩れ、あまつさえ人権侵害の犯罪者一派との関係すら一部から指摘されてしまうような気の毒な状況に陥られた話とか、いろんな現実世界の現象と重なって複雑な心境。

    > むしろ温かく描かれているようにも感じられます。
    カルトって実際暖かいでしょ? まいんどこんちょろぉる願望の山本さんも希望しておられた通り。まあ山本さんとか私みたいな疑念の塊の者にとっては居づらいでしょうが(笑)。

    > 子供班の教育係だった男(カンカー・レーヴァタ正悟師にちょっとだけ似ている)
    > に出会うわけですが、その胸の中に飛び込んでいった光一の姿には、
    > 単なる教団内での上下関係に留まらない信頼関係が感じられます。
    そのへんもう一ひねりして、もっと笑える人物に似た俳優を使ったらオウマー界では
    拍手喝采となったのでしょうけど。・・・誰がいいでしょ。地村さんだったか蓮池さん
    だったかのヨメハンがシャンバラ学園の教育係で出演するとか(笑)。

    > (人によっては「マインドコントロールが解けていない」と言うのでしょうが。)
    文字通りそれ以外のなにものでもなかったりして。←善悪の価値判断抜きですが

    > そして、元信者たちが肩を寄せ合って営むリサイクル工場(コスモリサイクル!)
    > こそが、この映画の中で最も生き生きと心安らぐ様に描かれているのには、
    > 「こんなに『オウム寄り』でいいのだろうか」と他人事ながら心配になったほどです(笑)。
    これは一寸問題の映画ですな。そこまでカルトを賛美して描かれると天邪鬼の私なんて、これ見たら逆に疑念が出て揺れてしまいそう(笑)。是非とも観てみます。いつまでやってるんでっしゃろ??

    > 祖父に対して「我は汝を赦す者なり」と語りかけるわけですが、
    > この古風な言い回しは明らかに寓話として提示されているわけです。
    > 白髪もまた、「解脱」の象徴として提示されているのでしょう。
    > しかし、「赦す」とはまたあまりにも傲慢な言い草であると言わざるを得ません。
    そんな難しい話になったら苦手。援交のリアルな描写に期待して・・・。「地獄」の
    素晴らしかったラストシーンには及ばないでしょうけどねえ・・・。

    > その対案が、それと明示されてはおらずあくまで私の「深読み」に過ぎないわけですが、
    > 野垂れ死にもしくは援助交際というのでは絶望的に過ぎます。
    難しい、高尚な話になってきた・・・。

    > あるいは、「絶望的な状況であることを自覚せよ」ということなのかも知れませんが。
    > それを言うならば、一見して下手糞な台詞まわしや痛々しい歌の場面も、
    > ブレヒトの言うところの「異化効果」を狙ったものかも知れません。
    > そのようにして「擁護」が可能であるとは言え、
    > しかし「擁護」を必要とする映画であるという事実には変わりがないように思われます。
    >
    > よって……「物好き」以外にはお勧めできない映画と言わざるを得ません。
    そんな難しい話になると、「地獄」のラストシーンに感激してるだけの私には面白く
    ないかもしれんですねえ。

    今はええ加減に読み飛ばしてますが、じっくりと山本さんのご投稿を読み返して、カイヴァさんの「A」感想サイトみたいに、別途アップとか考えさせていただきます。


引用返信 削除キー/
■240 / inTopicNo.3)  Re[2]: カナリア
□投稿者/ 山本英司 -(2005/03/16(Wed) 01:14:14)
http://www.shirous.com/canary/
    No238に返信(あべる(野次お馬〜♪)さんの記事)

    > ようこそお越しくださいました。今は亡きオウマー業界の頂点に君臨していた偉大な
    > 掲示板の常連の方々にもどしどし来て頂けたら幸いなのですが、山本さんは当板にも
    > 以前からお越しくださってますが、これからも一層よろしくお願い申し上げます。

    歓迎していただき恐縮です。

    ……あれ? 何かやけに投稿が少なくなりましたが、
    ここって既に移転してしまっていたのでしたっけ?
    西村さんとこのリンク集から来ているのですが。

    > ただ、年表の続編、どこにありましたっけ。パクってアップしようとしたのですがどこにあったのかわからなくなってしまいまして・・・。

    続編と言いますと2004年分ですね。
    逐次改訂しておりますが最新版を別途投稿しておきます。

    > > ということで、公開初日の3月12日、映画『カナリア』(塩田明彦監督)
    > > http://www.shirous.com/canary/
    > > を観にシネ・リーブル梅田まで行ってまいりました。
    > あらら、いつまでやってるのでしょう。来週は別のところに行かないといけないのですけど、是非みてみたいと思ってました。

    いつまでシネ・リーブル梅田でやってるかは分かりませんが、
    http://www.shirous.com/canary/theater.html
    を見ると、たとえシネ・リーブル梅田が上映終了しても、

    > 京都★4月16日(土)〜
    > 京都シネマ 075-353-4723

    > 兵庫★5月中旬
    > シネカノン神戸 078-367-3868

    といった上映館が関西圏では控えているようですね。

    それにしても以下、何も逐語的にレスを返されなくても……。
    いえいえ、私の投稿をじっくり読んでいただけるのはありがたいのですが。
    て言うか、最後まで読まないうちから思い付きでレスしてません?
    それはそれで別にいいのですが……。

    > 今はええ加減に読み飛ばしてますが、じっくりと山本さんのご投稿を読み返して、カイヴァさんの「A」感想サイトみたいに、別途アップとか考えさせていただきます。

    そう言えば、オウマー業界関係者で他に観た人っているのでしょうか。


    ちなみにハン未さんには御了承をいただきました。<私信
引用返信 削除キー/
■248 / inTopicNo.4)  Re[3]: カナリア
□投稿者/ あべる -(2005/03/16(Wed) 08:12:21)
    No240に返信(山本英司さんの記事)
    > ■No238に返信(あべる(野次お馬〜♪)さんの記事)

    > ……あれ? 何かやけに投稿が少なくなりましたが、
    > ここって既に移転してしまっていたのでしたっけ?
    > 西村さんとこのリンク集から来ているのですが。

    いえね、前の掲示板のときに画像アップできなかったので臨時で画像アップ専用の非常に
    シンプルな掲示板を作ってあったのですが、そっちの方へ沢山投稿されてるのですわ。

    あっちは投稿認証だけが不可能で、仕様上閲覧までパスワード認証になってしまいますし、
    単純時系列だけで引用とかも自動ではできませんから、文章主体の投稿をされますと何が
    何だかわからなくなってしまうのですが・・・。

    あっちの板は閉鎖も予定しております。

    決して表板に超長文荒らしが来るから皆さん逃げてしまったということではないと思い
    ますのでご安心ください(藁


    今までは10000バイト(っていうと5000字くらい??>とめ師匠)に制限かけてたので
    年表の件ではご迷惑おかけしましたが、制限文字数を増やしてみました。ただ投稿時の
    認証を外すときには荒らし対策でまたある程度の制限はする予定です。

    再制限の場合にはCGIファイルを書き換える必要があるので、長文ご投稿ご予定の場合には
    あらかじめご連絡いただくか、あるいは分散投稿していただいたものを、今回のテストの
    ように管理人が改めてまとめて代理投稿させて頂いても、とも思います。

    ただ、そのような形で、管理人が修正・代理再投稿しますと、当業界に昨日今日参入
    してきたようなアホな香具師が、「山本英司っていうのは管理人の成りすましだ、
    管理人は天皇制反対のアカだ」なんて言い出しかねませんので、一寸問題もあるの
    ですが。
    世の中統合失調症の方が多くてかないませんが・・・おっと人権真理教さんに叱責され
    そうな表現・・・、オリーブさんと管理人を同一視してるってアホに対して、オリーブ
    さんの初期の頃からおつきあいがおありと思われる山本さんから一言頂戴できませんで
    しょうか。
    まあ例の荒らし投稿者自身本気でそんなこと思ってはないと思うのですが・・・。滝本
    さんにでも西村さんにでもアッチャンナムッタさんにでも聞いたらすぐにわかること。

引用返信 削除キー/
■267 / inTopicNo.5)  同一人物説について
□投稿者/ 山本英司 -(2005/03/19(Sat) 04:11:58)
    No248に返信(あべるさんの記事)

    > 世の中統合失調症の方が多くてかないませんが・・・おっと人権真理教さんに叱責され
    > そうな表現・・・、オリーブさんと管理人を同一視してるってアホに対して、オリーブ
    > さんの初期の頃からおつきあいがおありと思われる山本さんから一言頂戴できませんで
    > しょうか。
    > まあ例の荒らし投稿者自身本気でそんなこと思ってはないと思うのですが・・・。滝本
    > さんにでも西村さんにでもアッチャンナムッタさんにでも聞いたらすぐにわかること。

    いや、私もあべるさんとオリーブの栄光さんが同一人物だとは思っておりませんが、
    しかし証明できるかと言われたら自信がありません(笑)。
    時系列で言えば、もともとオリーブの栄光さんが山科BBS等で活躍しておられて、
    それから1999年頃にアベル外道テンリさんが登場されたんでしたっけ?
    確かにあべるさんは色々なハンドル名を使い分けて紛らわしいのですが、
    しかしそれらのハンドル名を使い分ける一貫した人格が感じられます。
    また実際、私はあべるさんに何度もお会いしたことがあるのですが、
    実際にお会いした印象もネット上の人格と矛盾しません。

    一方、オリーブの栄光さんはオリーブの栄光さんで強固な個性を持っておられ、
    それはあべるさん(別ハンドル名を含む)とは明瞭に区別されるものです。

    従って、ご両人が実は同一人物であるということは私にはとても考えられません。

    ただ、私にはとても考えられないというだけであって、証明は出来ません。
    実は同一人物である、という可能性を100%排除することは出来ないでしょう。
    滝本さんも、何を根拠に別人だと断言しておられるのか分からないのですが(笑)。
    オリーブの栄光さんとお会いでもしない限り、所詮は印象論でしかあり得ません。

    しかし、ここまではっきりと別人だという印象を与えるのであれば、
    仮にそれが1つの肉体に宿っていたとしても、
    それは別人だということでいいのではないでしょうか(笑)。

引用返信 削除キー/
■270 / inTopicNo.6)  Re[5]: 同一人物説について
□投稿者/ 聖者ぼんちリンポチェ -(2005/03/19(Sat) 04:56:54)
http://www.ismusic.ne.jp/bonchi193/
    > しかし、ここまではっきりと別人だという印象を与えるのであれば、
    > 仮にそれが1つの肉体に宿っていたとしても、
    > それは別人だということでいいのではないでしょうか(笑)。

    その場合は、あべるさんは乖離性人格障害ってことで、
    別の意味で社会的に問題かと思われるわけですが。(笑)
引用返信 削除キー/
■271 / inTopicNo.7)  Re[5]: 同一人物説について
□投稿者/ セイラ -(2005/03/19(Sat) 22:51:26)
    > いや、私もあべるさんとオリーブの栄光さんが同一人物だとは思っておりませんが、
    > しかし証明できるかと言われたら自信がありません(笑)。
    > 一方、オリーブの栄光さんはオリーブの栄光さんで強固な個性を持っておられ、
    > それはあべるさん(別ハンドル名を含む)とは明瞭に区別されるものです。
    >
    > 従って、ご両人が実は同一人物であるということは私にはとても考えられません。

    私もあべるさんとオリーブさんは別人だと思っています。
    どちらも個性派という共通点はありますが。
    っつーか、同一人物だと主張している輩も本心じゃないんですよ。
    突っ込むネタで言ってるだけで。

    > しかし、ここまではっきりと別人だという印象を与えるのであれば、
    > 仮にそれが1つの肉体に宿っていたとしても、
    > それは別人だということでいいのではないでしょうか(笑)。

    「ひとつの肉体に2つの真我が宿る」。
    麻原開祖を思い浮かべてしまいます。
    グルという存在の麻原彰晃氏と俗人である松本智津夫氏…。



引用返信 削除キー/
■276 / inTopicNo.8)  Re[6]: 同一人物説について
□投稿者/ あべる(野次お馬〜♪) -(2005/03/20(Sun) 00:01:02)
    No270に返信(聖者ぼんちリンポチェさんの記事)
    > その場合は、あべるさんは乖離性人格障害ってことで、
    > 別の意味で社会的に問題かと思われるわけですが。(笑)

    私は●澤さんと富士山で修行して、陽身を出すことに成功しました。だからそれは
    私の化身です。化身というと黒木瞳がチチ出したんでしたっけ??? ←支離滅裂、統合失調症
引用返信 削除キー/
■277 / inTopicNo.9)  Re[5]: 同一人物説について
□投稿者/ あべる(野次お馬〜♪) -(2005/03/20(Sun) 00:23:33)
    No267に返信(山本英司さんの記事)
    > ■No248に返信(あべるさんの記事)
    > いや、私もあべるさんとオリーブの栄光さんが同一人物だとは思っておりませんが、
    > しかし証明できるかと言われたら自信がありません(笑)。

    どうも有難うございます。まあ、あべるが山本晋也と同一人物ではないという証明も困難かも。

    > 時系列で言えば、もともとオリーブの栄光さんが山科BBS等で活躍しておられて、
    > それから1999年頃にアベル外道テンリさんが登場されたんでしたっけ?
    > 確かにあべるさんは色々なハンドル名を使い分けて紛らわしいのですが、

    え〜〜っと、山木英司って名乗って某偉大な板を追い出されたり、転載バガヴァン、
    阿比留栄三郎、あ屁"る、オウマー日記ファン、山本晋他、入口オニゴロ〜、その他
    たくさんあって思い出せん。誰か他のを覚えてたら教えてぇ〜〜〜!

    > しかしそれらのハンドル名を使い分ける一貫した人格が感じられます。
    > また実際、私はあべるさんに何度もお会いしたことがあるのですが、
    > 実際にお会いした印象もネット上の人格と矛盾しません。

    そんな不謹慎?? つぃ〜こ♪奥様やセガールさんは、実際に会ってみたら紳士だった
    って書いてくださってますけど、山本さんの前ではスカートめくりしかしたことないと
    思いますけど・・・。

    > 一方、オリーブの栄光さんはオリーブの栄光さんで強固な個性を持っておられ、
    > それはあべるさん(別ハンドル名を含む)とは明瞭に区別されるものです。

    はい、滋賀県甲西町にご在住で、毎日ヌンチャクの稽古をかかさない偉大な阿羅漢の
    方です。

    > 滝本さんも、何を根拠に別人だと断言しておられるのか分からないのですが(笑)。

    まあ、ええ加減なせんせですから(笑)。

    > しかし、ここまではっきりと別人だという印象を与えるのであれば、
    > 仮にそれが1つの肉体に宿っていたとしても、
    > それは別人だということでいいのではないでしょうか(笑)。

    痔切る博士と廃奴氏ってところっすかね。確か犯罪者で、こういうことが科学的に
    証明されて無罪になった人がいたっていうような話をきいたことがありますが、私
    もひょっとしたら自分がオリーブさんなのではないかという気がしてきました。
    ウェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ハッハッハッハ。(≧◇≦)バンバン!!! ←れれ、一寸違ったか?


    話かわって、ついに20日になりましたですね。毒ガステロ事件ってことで、スレが違い
    ますけど、山本さんが感想文をご投稿くださってた「カナリヤ」、一寸資料をみたり
    だけしてるのですが、やっぱりあの映画って

    ある資料で「都村が伊沢を・・・」なんて文章がありますが、内と外を組合すと、
    都沢と村伊(井)ではないですか。この伊沢の名が彰で、主人公が岩瀬光一・・・
    光が晃に通じるというのは前にも指摘しましたよね。
    シュローパっていうのも笑ってしまいますよね。やはりあれはオウムのプロパガンダ
    だったりして(笑)。
引用返信 削除キー/
■278 / inTopicNo.10)  Re[7]: 同一人物説について
□投稿者/ YASU -(2005/03/20(Sun) 02:20:19)
    No276に返信(あべる(野次お馬〜♪)さんの記事)
    > 私は●澤さんと富士山で修行して、陽身を出すことに成功しました。だからそれは私の化身です。化身というと黒木瞳がチチ出したんでしたっけ??? ←支離滅裂、統合失調症

    余計なことかもしれませんが、
    「陽身」ではなく、「陽神」だと思います。
    故・カッピナ師が目指していたそうですが、元々は道教(仙道)用語で、
    変化身とは違いますね。
    かのアトピーで有名なMD師は、わたしがオウム真理教の会員だったときに、
    「変化身」=「陽神」とおっしゃっていましたけど。
    実際は、
    「陽神」は「変化身」よりも物質的で、普通の人に見せることも可能らしいです。


    ところで、また、
    「2ちゃんねる」で、オリーブの栄光さんの偽物(?)らしき人がでていますね。


引用返信 削除キー/
■319 / inTopicNo.11)  Re[1]: カナリア
□投稿者/ あべる@野次お馬〜♪ -(2005/03/26(Sat) 21:01:09)
    No235に返信(山本英司さんの記事)
    > ということで、公開初日の3月12日、映画『カナリア』(塩田明彦監督)
    > http://www.shirous.com/canary/
    > を観にシネ・リーブル梅田まで行ってまいりました。
    > 私が入ったのは13:20予告編開始の2回目の上映でしたが、
    > 客の入りは半分程度、いわゆるアート系の映画館としてはまあまあというところでしょうか。
    私も漸く本日観に行って参りました。どこに映画館があるのかと思ったら、大阪駅と福島の間に
    数年前に出現した巨大ビルがそうだったんですね。
    国電で大阪駅に到着する前に変てこりんな形の巨大ビルがあるのが気になっていたのですが、
    梅田の新都心として開発中?? 大鉄局がヨドバシになり、以前は貨物駅とか国鉄施設しか
    なかった大阪駅の北側も開発中なんですね。それにしてもアクセス環境たるや最悪! 行きは
    大阪駅、帰りは福島駅に歩いてみましたけど、何とかしてほしい。横浜みなとみらい地区式に
    動く歩道でもほしいところですな。あるいは地下鉄四つ橋線あたりを延長するとか。

    > で、感想ですが……。
    > ちょっとこれは、お薦めできませんねえ。
    > まずもって筋運びが荒唐無稽なのはもとより、
    > こんなに「オウム寄り」でいいのかな? と。

    またしても逐語的レスで叱責くらうかもしれませんが、私は非常によく出来た映画だと思い
    ましたですね。勿論人間界・現世肯定の映画として、という但し書きはつくわけですけど。
    どうしても比較の対象としては「A」等の森作品と「地獄」あたりになるでしょうか。「東京
    エロチカ」はわけがわからん。・・・改めて「A」シリーズ思い出すと、まあ私が言うのも変です
    が(笑)、ありゃあプロパガンダと言われても仕方おまへん罠(笑)。筋書きの荒唐無稽さは
    別にすると、非常に真面目に作られた映画であると思います。谷村美月っていうのでしょうか、
    主演少女の演技は凄く印象的。最近上戸彩だの今度の少女だのとロリ傾向?? 車を壊されん
    ように気をつけよう。裸は後ろ姿だけだけどまだガキ体型なわけですが、数年で彩ちゃんみた
    いな巨乳になるんだろうか、なんていう不埒な感想はやめておいて・・・と、

    ニルヴァーナ教団の描き方に関しては、勿論「フィクション」と断ってるわけですが、オウム
    を意識して描いているかどうかという点に関しては、「地獄」などと比較しても意識している
    部分はむしろ少ないというのが実感でした。マスコミを通じて非常に浅くオウムというものを
    曖昧な形で捕らえている観客に対して、「オウムを一応意識して作ってるな」とうい印象を与える
    という程度の感覚でしょう。
    この点「地獄」の場合には、オウムを貶めるための執念ともいえるほどのこだわりでオウムの
    汚い部分を誇張して描いてますな。オウムをある程度知っている者が見ると、オウムの考証と
    いう点にはほとんどこだわりが無いな、って感じ。集団自殺の危険性については誰にも相手して
    もらえない中でその可能性を唱えてる?自分が書くのも変ですが、簡単に集団自殺しちゃうって
    筋書きも一寸オウムにしては違和感感じるな、って感じ。
    既成仏教式の真言、蓮華座でなくあぐらの信者の多いこと、腰が全然入ってない、パーフェクト
    を脱ぎ捨てるシーンが冒頭にあるけど、帽子だけ被ってるの? 本体はどうしてるんや?(笑)

    べつに批判してるわけではないですよ。この映画がテーマとして表現したかったことの材料と
    して、有名な「オウム」をあっさりと描いてみたって感じですな。

    あの映画を見て非常に印象に残ったことがいくつもあるのですが、山本さんみたいに理路整然と
    書けないから、思いつくままに右脳で感想文を書きます。

    先ず、あの映画見終わってから町で反射的にオムライスを食ってしまった。母の死を知って食い
    かけのオムライスを放ったからかしで、善意のおばさんの店のテレビを壊して・・・勿体無い、
    って印象が強かったっていうか、貪り強い自分が美味そうに二人が食ってたオムライスのデータ
    に如何に影響されやすかったか証智ってところ(笑)。
    廃校の小学校があまり荒廃してなかったのは誰かが手入れしてるのだろうか? 
    主演少女でしたかね、「人のためになりたい」っていう台詞が印象に。彼女は完全に現世の発想
    だけなわけですが、オウムの場合も「良い人が集まって、人のためになりたいと思って」たのが
    何故かいつのまにか大量殺人・・・っていうところが最大の謎であり問題であるわけですから。

    > なんで裸足で田舎道を走っていくのか。
    裸足で走ると石があると結構痛いんですよね。アベベも裸足だったし、裸足であわてて脱走と
    いうところを強調?? それにしても児童相談所でパーフェクトを持たせてもらえるの???

    最高の疑問 光をきわみ サマディ修習 この天へ

    > 母が集団自殺したことを知って光一は嘆き悲しむわけですが、

    いえね、今日の朝テレビで競輪の中野浩一が出てたのですが白髪。染めてるのでしょうけども
    「浩一(漢字違ってたらゴメン)」との縁で、あの白髪には必然性を感じますた。カッサパ無期
    受刑者(上訴中???)はじめ、この名前にはいろいろと問題が多い(笑)。

    > いくら苦悩したからと言って一気に白髪になどなるわけがありません。

    でも恐怖で真っ白って話はよくききますけどね。どうも山本さんは理屈と観念のとらわれが多い。
    そんなことではたすかりませんぞ。

    > この現代日本で子どもだけ3人でいったいどうして生活していくのでしょうか。

    そもそも義務教育はどうなるのか? 病気になっても国民健康保険も無いでしょうし、就職から
    家借りることすらできませんよねえ。戦乱国ならストリートチルドレンもあるでしょうけど、
    日本であの年齢の子供だけで生活するのは無理ですよね。また収容されるのがおちでしょうに。
    まあ例のリサイクル工場に転がり込んで、弁護士でも立ててリサイクルの誰かが身元引き受け
    ってことで(法的にどうか知らないっすが)中学には通って、定時制高校にでも行くと。

    なぁんてチョ〜現実的なことしか考えられない自分が情けない。

    それにしても一番不思議なのは、唐突に登場して唐突に別れてしまったレズカップル。いったい
    あれは何かを示唆するってこと?? 現世におけるいろんな人間関係のひとつの姿?? あれこそ
    どうも必然性も何もわからん。

    まあ、あのたくましい主演少女の姿には肯定できる部分が多いんですかね。あの裸見て何万も
    出す気にはならんけど(笑)。

    それにしてもラストシーンについては「地獄」の方が1000倍も良かった! ←不謹慎モ〜ド

    あと、母親が出家するときに教団施設に連れていった車を運転してた人、眼鏡の横顔は岡山事件
    でアーレフではご法度の「犯罪」犯した師の雰囲気。正面の顔は全然違ったけど。確かに犯罪は
    いけませんよね。たとえ車庫飛ばしでも犯罪は犯罪、勤務先の封筒横領も犯罪になるからご内密
    にね。誰にとは言いませんが(笑)。

    > 一番下の妹を死なせてしまうというのがオチでしょう。
    > あるいは、これまた『誰も知らない』のラストで暗示されていた(?)のと同様、
    > 一番上の少女が援助交際で稼いでいくというのが「現実的」な解決策です。
    > それをこの映画は「現実」へのオールタナティブとして提示しているのでしょうか?

    う〜〜ん、でも犯罪になってしまう年齢の、あの娘を大金出して買いますかね? その趣味の人
    もいるかもしれんけど。
    私は超現実的だけど、朝子ちゃん、金持ちの祖父母のところでまともに暮らしてるのに、あんな
    金も無い不良少年少女についていくより祖父母の方が少し折れてくれたら祖父母の厄介になった
    らええのになあ、なんて思ってましたけど、それでは映画にはなりまへんわな(笑)。

    > ラストの祖父からの別離は「出家」の象徴として描かれたものでしょう。

    しかし、「オウム」「カルト」というものを否定的に描いてるという意味においては徹底否定で
    あって、オウムに対する肯定的な描き方は完全に皆無ですよね。森監督とは大違い(爆)。
    オウム部分肯定(笑)の私どころか、山本さんよりも「オウム完全否定」(笑)。

    エンディングの歌で、現世のいろいろな矛盾を歌い上げていましたですが、だからといって何か
    解決策を示すということではないのではないでしょうか? という点は山本さんが詳しくご考察。

    元シュローパ師が言った言葉・・・自分を大切にっていうような意味だったか依存の否定・自立
    についてだったか、まあそういうあたりは一つの要素にはなるものの、だからどうすればよいと
    いう回答は示されてなかったように思うし、まあ大雑把に言ってしまうならば、退屈で矛盾と
    汚れに満ちた、終わり無き日常を普通に生きるしかないってことになるのでしょうが。

    > むしろ温かく描かれているようにも感じられます。
    > に出会うわけですが、その胸の中に飛び込んでいった光一の姿には、
    > 単なる教団内での上下関係に留まらない信頼関係が感じられます。

    そうそう、あのシーンは印象的でした。けっこう厳しくされていたわけなのに。

    ところで、偶然あのグループと出会うという設定は決して無理があるわけではないですね。
    私の経験でもこれに類したことがありました。ガイシュツですが、秘儀もといオウマー資料
    の無償配布で確か浣腸様からのビデオのダビングを送り元を偽装して送ろうと他県に行って
    飛び込みで運送会社の営業所に入ったら、そこで顔見知りの信徒が働いてた(彼が運送業とも
    知らなかった)ということもありましたから。あんなことはあり得ますね。

    > 家族というものを取替えのきく道具か材料のように思っている光一の祖父を、

    共感できる面もある(笑)。

    > しかし、「赦す」とはまたあまりにも傲慢な言い草であると言わざるを得ません。
    >
    ここはいろいろな解釈ができるのでしょうが・・・。

    > しかし、今求められていることは、アリバイ作りではなく、具体的な対案の提示のはずです。
    > その対案が、それと明示されてはおらずあくまで私の「深読み」に過ぎないわけですが、
    > 野垂れ死にもしくは援助交際というのでは絶望的に過ぎます。
    > あるいは、「絶望的な状況であることを自覚せよ」ということなのかも知れませんが。

    うんうん、なるほど。

    > よって……「物好き」以外にはお勧めできない映画と言わざるを得ません。

    山本さんがこれほど気合を入れて長文のご感想を書きたくなるほど魅力がある映画だということにて
    オウム関係者万人にお勧めする次第です。ただし「カナリヤ」の人にはお勧めしません(笑)。


    ところで、次は突然超超真面目モ〜ドになりますが、ユキノさんには是非ともあの映画を見て
    真面目モ〜ドでの感想を承りたいと思う次第です。

    ユキノさんのお立場って、あの自殺した女性出家者とほとんど完全に共通するものがあるでしょ。
    教団内にいたときの親子の情とか、女性信者の子供を引き取った祖父母のこととか・・・触れたく
    ない部分でしたら失礼をお詫びして取り下げますが。

    教団内では親子の情ってものに関して実際にはもっとクールだったのではないか、あくまで
    現世の立場で作った映画だから情の部分を強調してるんではないかと、部外者ながら想像
    するのですが。


引用返信 削除キー/
■323 / inTopicNo.12)  Re[2]: カナリア
□投稿者/ あべる@管理人 -(2005/03/26(Sat) 23:40:40)
    No319に返信(あべる@野次お馬〜♪さんの記事)
    > ■No235に返信(山本英司さんの記事)
    > 私も漸く本日観に行って参りました。どこに映画館があるのかと思ったら、大阪駅と福島の間に
    > 数年前に出現した巨大ビルがそうだったんですね。

    百数十メートルの超高層展望台から大阪を一望できて素敵ですね。明石海峡大橋の
    主塔の頂上から地上を見たときほどのスリルは無かったですが。


    話かわって、↑(スレ表示で)に追加。あの映像見てて、いかにもフィルムで撮った
    感じの粒子が見えてて、民生用デジタルビデオで撮られた「A」よりもむしろ粗い
    くらいの感じがするなあ・・・まさか16mmではないだろうに35mmでこんなもんかいな
    なんて思ってたのですが、ハイビジョンカメラで撮ったって??
    私は業務用の映像を昔は16mmで撮ってて、SVHSに明らかに負けるので12年前にコスト
    的問題もあるしフィルムは使用しなくなりましたが、ハイビジョンであの映像??
    故意にフィルムの感じを出すために細工してあるんかしら??

    ↓ 写真はこの映画館のある高層ビルの上の展望台から見た大阪、淀川河口です。
      ベトナムフェアをやってて、ベトナムのビールを飲みました。
引用返信 削除キー/



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